炎柱、恋をする。

十八話 ページ19

有栖川side









　


有『痛い…そんなに強く掴まないで。』
メニューを持つ私の手を異様なまでに強く握りしめてくる彼。
あなた、柱よ？その自覚ある？
本気を出せば女性の腕くらい握り潰せるんでしょうけど…。









煉「すまない！君の手は柔らかいな！」
は？そういうことを言っているんじゃないんですけど！！
煉獄さんは、「柔らかい…触り心地がいい…可愛い…。」と言ってさらに、手を触ってくる。









可愛いってどういうこと？
有『可愛いってどうい「おまたせしましたー！」
勢いよく障子がひらかれた。
障子が軽く潰れるんじゃないかって思う程に。
ちゃんと丁寧に開けろよ！！
てかいつのまに頼んでたの？
私、まだメニュー見てるんだけども。
あはははは☆
柱怖！！
まだ私の手をにぎにぎしている彼を睨む。
有『やめて。』









どうだ！！私の睨み術は！！←睨み術とは。
怖いだろう！？
ちびりそうだろう？？
煉「もっと撫でてほしいのか？今の撫で方では足りないんだな！？わかったからそんな顔しないでくれ！！」









えー？年かなー？
なんかすごい答えが返ってきた気がするのだが…！
有『…やめてください。嫌いになりますよ。』









煉獄杏寿郎。硬直。
それを見た胡蝶は、とっても嬉しそう！！
し「ふふふふふふふ！煉獄さんAさんから嫌われちゃいましたね！ザマーミロです！
うふふふ！」
わーみつりちゃんがキュンキュンしてる時みたいー(棒読み)
恋する乙女の顔だー。(棒読み)
あはははは☆









そんなことより☆
お腹すいた！！←唐突。









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