184.倫太郎side ページ34
倫太郎side
昼休み。
Aちゃんはとっくに
北さんの教室に走って行った。
逃げられたんだな。笑
まぁ、今朝のことがあったから仕方ないか。
ガラガラッ...
侑「よーしっ!二人ともっ!!
連れてきたで!!」
倫「え、何。」
治「なんや急に。」
侑「助っ人の銀やっ!!」
結「ん...?」
何か言ってたっけ侑...?、
治「助っ人って。何の話や。」
侑「はっ!?、まさかっ、
今朝の話忘れた訳やないやろな!?」
倫「いや、忘れてはないけど...」
治「助っ人なんて言っとらんかったやろ。」
結「まっ、待って?、何の話しとるん?」
侑「銀ッッッ!!!」
結「はっ、はい...!、」
侑「君に我々から、
折り入ってお願いしたいことがあるんやッッッ!」
倫「我々...?、」
侑「Aちゃんと!
出かけて来てくれへんかっ!!」
結「Aちゃんと...?、」
治「ちょっと待てや。
銀まで二人と買い物させるんか。」
侑「いいやっ!行かせへんっ!」
倫「え。どういうこと...?、」
侑「実際には行って貰わんでええねんっ!!」
「「「ん...?、」」」
侑「作戦があるんやっ!!」
侑ってたまに
意味わかんねぇこと言うがあるけど、
今日は一段と分からねぇな...。
侑「俺らはAちゃんが、
いつ何処に買い物行くかさえ
分かっとったらええんやろ?」
治「え、そうなん?」
侑「はぁ!?二人が出かけ先で、
あんなことやこんなことになったら、
誰が止めんねんッッッ!!」
治「あ。お前それ止めるつもりやったん。」
侑「当たり前やろ!?
先越されてもええんかッッッ!?」
治「それは嫌や。」
侑「せやから!俺らが責任持って、
見張っとかなあかんやろッッッ!!」
治「確かに。ツムが見張っとくよりかは、
銀を行かせた方が安全やけど...」
倫「それだと理石が困るんじゃね...?、」
侑「いやっ!実際銀には、
行って貰う必要なんて無いねんっ!」
結「そしたら、俺はどうすればええの...?」
侑「直前まで三人で行くフリすんねん!」
倫「それで?、」
侑「予定が決まり次第、俺らに報告。
その後『あ、やっぱ俺行かれへんわ〜』言うて、
ドタキャンして欲しいねんっ!!」
倫「最低な案だな。」
侑「せやけどっ!、
警戒されとる俺らじゃ予定なんか聞かれへんやろ!
ここで銀に頼らんで誰に頼んねんっ!!」
結「え〜俺、嫌やでそんなんやるの...。」
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ミント - すごい面白くて、夢中になって読んでます😋宿題を2分の1にしてもらおうとか考えたらめちゃくちゃ面白かったです!! (2022年1月23日 11時) (レス) @page27 id: 92fb7d2e89 (このIDを非表示/違反報告)
hoop(プロフ) - あああさん» すみません夢小説をティックトックの方に投稿していたらついこっちが疎かになってました…!続き書きますね! (2021年10月4日 8時) (レス) id: 362717a774 (このIDを非表示/違反報告)
あああ - めっちゃおもしろいです!すごい続き気になります…!更新楽しみにしてます! (2021年9月25日 1時) (レス) @page44 id: 0909783799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りまきな | 作成日時:2021年8月30日 16時