私の跡【キルア】 (ページ15)

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キルアside

キルア｢なぁ、A｣

｢ん？どーしたの？｣

キルア｢お前、俺が怖くないの？｣

｢怖い？どうして？｣

キルア｢どーしてって、、、俺はさっき！お前の目の前で人殺したんだぞ！｣

｢んっふふ、｣

キルア｢なんで笑うんだよ、、｣

｢怖いわけないじゃん！だって、キルアは私のためにしてくれたことでしょ｣

キルア｢だけど、、、！｣

｢キルア、ありがとう！だから、、

そんなに悲しい顔をしないで？｣

Aはキルアの顔を下から覗き込むように伝える

キルア｢ありがとう…｣

そう言ってキルアはAを自分の腕の中に収める

Aは答えるように背中に腕を回す

子供をあやす様にリズム良く背中を叩いて

キルア｢俺さ…やっぱりまだ暗殺者のままなのかも。

さっきのじーさんから逃げてきたのもじつは、あのままだとじーさん殺してでもボール取りたくなりそうで｣

｢暗殺者なんかじゃないよ。大丈夫。だってそれってネテロさんを守るためにした行為じゃん。キルアは優しいよ｣

Aは、変わらず暗いキルアに優しく伝える

その後は飛行船が到着するまで2人で昔話をしていた

飛行船が到着する2時間前くらいにはキルアも徐々に明るくなり、到着する頃にはいつも通りに話をしていた

キルア｢でさー！！チョコロボくん食べすぎて！！！家族に怒られるのなんのってー！笑｣

｢はははっ笑笑そんなに食べたら太るよ！！｣

ブーーーーーーーーーーン

アナウンス｢皆様、大変お待たせしました。三次試験会場に到着致しました｣

キルア｢おっ、着いたみたいだなー！行くぞ！｣

｢うん！｣

今はもう、最初の頃に存在したキルアのAに対する警戒心も無くなり、ものすごく打ち解けあっていた

キルアとAは飛行船から降りてゴン達と合流した