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《８》いやちょ、バナナあげるからちょっとまって; ページ12
ｶﾞﾊﾞｯ
貴方「ん、あれ、ここどこだ」
回りを見ると誰かの部屋っぽい。
貴方「あれ、木枯らし荘の部屋？？」
ｶﾞﾁｬ
ドアが開いた。
SARU「やあ、お目覚めかい？」
貴方「うわ、でてきたよ猿」
SARU「いや文字違う！！猿じゃなくてSARU！！」
貴方「あ、そうなの。どうでもいいや。」
SARU「ｺﾎﾝ、とりあえず…君の記憶を消去させてもらうよ。」
貴方「え、どっからどこまで。」
SARU「君が中学に入ったまでの記憶だけは残すよ。」
貴方「…え、やめろ。お前らのこと殺すかもしれねーからよ」
SARU「なめてもらっちゃこまるなあ。これでも俺達、特殊な能力もってんだからね？」
貴方「んなの関係ねーよ。昔の僕は、容赦なく人殺す人間だったからさ。」
SARU「ま、とりあえず記憶消すね」
貴方「え、ちょ、ま、バナナあげるからちょっとまって！！」
SARU「なおさら待たないよ＾言＾」
貴方「えっ…あ。」
SARU「ふう、これで戦力大幅アップだ…」
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