まさかの ページ12
〜貴女side〜
佳奈「ねぇ、Aさん」
『…何?』
またあいつだ。いや、あいつらだ。
私に一体何の用で…
理沙「あんたさ〜…思ったんだけどウザいよね」
『わざわざそれを言うために?』
佳奈「そんな訳ないじゃんw、ほらこっち」
無理矢理腕を引っ張られる。
そして倒される。
すると私の視界にはハサミと春野さんの姿が。
理沙「前々から思ってたんだけど…貴女のその長い髪、気に喰わなかったのよね」
佳奈「あ、理沙に切ってもらったらタダで済むからいいことだらけじゃんwそこは感謝しなさい」
『嫌よ!絶対!』
理沙「なんですって?」
そう言って体を抑えられ、ハサミが少しずつ私の髪へと近付いていく。
『やだ…やめて…お願いだから…』
その時だった。
「ちょっと!何してるんですか!?」
誰かが助けに来てくれた。
…と思ったら
『み、皆川…(・▽・;)』
何故か大嫌いな青っ鼻の一人、皆川勇気だった。
あぁ、またいじめがエスカレートしちゃうよ…
と思ったのだが…
佳奈「あ、やば…皆川様だ…」
理沙「これは違うんです!その…これは…あ!新山様の願いで!」
皆川「ふぅ〜ん…にーやんはそのような行為が嫌いだと思うんですけどねぇ〜」
佳奈「やばい…どうしよ…」
理沙「これ、言い返し出来ないよね…」
皆川「いつ僕があなた達にAさんをいじめていいとか言いましたか?無断でこのような行為をするような人たちには…」
佳奈・理沙「ひぇ…」
皆川「明日、ロッカーに青札が貼られますよ!」
佳奈「ひぇ〜!最悪だぁ!」
理沙「佳奈、退散しましょ!」
そう言って二人は逃げていった。
皆川「…大丈夫ですか?」
そう言って手を差し出す。
なんだ。皆川っていいとこあるじゃん。
しかも怒ってる時、なんかかっこよかったし…
『あ、ありがと…』
手が少しだけ触れる。
…って!なんで私皆川に惚れちゃってんの!
てかこれもまた罠でしょ!?罠!
そう思い、皆川の顔を思いっきし蹴り上げた。
バチーン
皆川「彡☆)'дº);,':グハ…何するんですか!」
『あんたに助けられる筋合いはないわ!』
皆川「一瞬素直になってたじゃないですか!イテテ…」
『そ、それとこれとはまた別!じゃっ!』
あぁ〜…さっきの私一体何だったの〜!?
それを早く忘れたくてもうダッシュで帰宅した
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momocayn(プロフ) - セリプさん» コメントとアドバイスありがとうございます!参考にしてみます! (2020年4月16日 16時) (レス) id: d94946fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
セリプ - コメント失礼します。最初読んだときは青鼻香メンバー悪い人なん?と思いましたが段々読み進めていく内にええなぁって思いましたよ。あんまりエグい虐めの描写はやめといた方が評価なんちゃらに影響あると思いますよ。 (2020年4月16日 12時) (レス) id: 03ec7a6399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:momocayn | 作成日時:2019年12月20日 15時