Green Snow

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青『あ、おはよう。』

｢うん、おはよう。どうしたの？電話なんて珍しいじゃん｣

青『あー、お前今日オフって言ってたし、直接祝えないなぁって思って』



ファンクラブ用の動画も撮ったし、その時に直接言われたけどな



青『さっき既読ついたから、起きたんだって思ってかけた。』

｢え、てことはずっと見てたってこと？｣

青『だってお前０時に言ったってのに気づかねぇんだもん』

｢ご、ごめん……寝てた…｣

青『あはっ、そんなことだろうなぁとは思ったけどさ〜』
『起きて、まだ既読ついてないから着いた瞬間電話でもしてやろって思ってw』



なんだそれ…


ちょっと、いや、めちゃくちゃ嬉しいけど



青『んでさ、寝起きで悪いんだけど』

｢うん？｣

青『鍵開けて。寒いんだよ。』




｢……は？｣




と、とりあえず玄関に……




｢ちょっと待って、今行く｣

青『おうよ』




ドアを開けるとそこには……



青｢よ、来ちゃったわw｣



き、来ちゃったじゃないよもう……






青｢いやー、やっぱ直接伝えたくてさぁ｣

｢サプライズはもうおなかいっぱいなんだけど…｣

青｢ははっ、そんなこと言うなっての。｣



そんなことを言いながら頭を撫でてきた


なんなんだこの人…






B型怖い。








青｢な、阿部。｣

｢ん、なぁに？｣

青｢今日さぁ、お前に伝えたいことがあって｣



え、なに、改まって。


もしかして、恋人できて相談乗って欲しい……とか？


え、むりむり


そんな日には俺はもう屍のようになっていることだろう




青｢あの……｣

｢う、うん。｣




珍しくしょうたが緊張してるからこっちまで緊張してしまう……




青｢あーーー、もぉ。｣

｢え、なに、急に｣




青｢俺、阿部のことが好き。誰よりも好き。
　 一生幸せにするから、俺と、付き合ってくれませんか…？｣





へ？




青｢あ、ちょ、泣くなよ、ごめん、嫌だったら…｣

｢嫌なんかじゃないっ｣
｢俺だって、ずっとずっと前からしょうたのこと大好きだった……から……｣

青｢え、え、まじで？ほんとに？嫌じゃない？｣

｢うんっ、俺と、ずっと一緒にいてください！｣






母さん、俺を産んでくれてありがとう。



おかげで幸せな誕生日になってます。





でも言わせてください。






やっぱりB型はこわいです。

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