第8話 ページ38
ク「アズール・アーシェングロットくん、オクタヴィネル寮寮長を務める2年生です、成績もよく優秀な生徒なのですが...すこし、いえだいぶ問題がありまして...」
ジ「問題って詐欺行為の事か？だったら学園長が命令して、やめさせればいいじゃないすか」
ク「それが...私が教師だからこそ彼の行為を禁止できないのです」
A「...どういうことですか」
ク「アーシェングロットくんが生徒たちにばら撒いたテスト対策ノートですが...あれは
ナイトレイブンカレッジも過去百年分のテスト出題傾向を徹底的に調べ上げ
自力で練り上げた˝虎の巻˝なんです」
A「...は？...百年分の問題の傾向を...？」
僕は衝撃的な事実に声が出なかった
ジ「自分の力だけでそんなモン作るなんてやるじゃねぇか、アイツ...ん？待てよ、つまり不正じゃないことが
逆に厄介...ってことか？」
アズール先輩って凄く努力してきたんだな...
僕はほとんど二人の会話を聞かずに下を向いて考えていた...すると
?「...――ん、お―――...」
ジャックや学園長の声ではない声が聞こえてくる
?「も――っか―――ね――よ?」
また声が聞こえてくる、頭痛がしてきて耳をふさごうとしたが出来なかった
手が透けていたから
A「......っは？」
頭が真っ白になり何も考えられなくなる、心なしかジャックや学園長の声が遠くに聞こえる
ジ「A！！」
ｶﾞｯと手を掴まれてﾊﾟｯと顔を上げると焦った顔をしたジャックが居た、
ジャックの瞳に映る僕はとても元気そうには見えない
A「...あ...ジャック...ごめんね、急に頭が痛くなちゃって」
ク「大丈夫ですか？Aくん」
心配させないように僕はﾊﾟｯと顔を明るくして「大丈夫ですよ。」と言った
ク「そうですか...ならAくんにお願いがあるのですが...」
ジャックが心配そうな顔で見つけてくる。あぁ、やめて、心配させたくない、迷惑を掛けたくない。
もうあの声は聞こえなかった...いや、本当は聞こえないだけでずっと喋ってるかもしれない...なんてね
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洸 - 全力待機させていただきまぁす！！ (2022年4月19日 0時) (
レス) @page46 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 洸さん» まだ死ぬんじゃなぁい！ はい。コメントありがとうございますぅ...最近更新ができずにすみません...頑張って更新します！待っててくださぁい！！ (2022年4月16日 21時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
洸 - アッめちゃくちゃ好きですどうしよう続きが楽しみすぎて死ねる…更新心待ちにしております… (2022年4月16日 21時) (レス) @page45 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 洸さん» 推していただき光栄ですぅ...。これからもどんどんコメントしてってください！めっちゃ喜びます！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
洸 - 全てにおいて推せるお話ですねぇ (2022年4月1日 18時) (レス) @page5 id: 5594fc45e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momoakiyama | 作成日時：2022年1月16日 0時
