第4話 ページ6
そう思っていると肩に感触があった
ケ「へー...ジョーくんにサラちゃんね...二人は友達なんだね？
助かったよージョーくん中々口を割らなくてねー」
あぁ、ケイジさんの手か
...僕の肩に手をおく必要はないんじゃないかな？
ケ「警戒してるのか、名前も教えてくれなくてねー」
ジ「......」
あ、そっか僕ケイジさんに名前教えてないや後で誤っておこう
...まぁ、適当に「ごめんなパツキン☆」とか言えばいいでしょ←
A「...あの、僕の肩に手おくのやめてくれません？パツキンって言いますよ」
ケ「え...それはやだなー」
そう言うとケイジさんはすぐに手を放した
...そんなにパツキンが嫌なのか、僕は気に入っているけどな...
ケ「よーし皆話を聞いてくれ、多分俺たちは皆同じ事を思ってる
ここはどこなんだ、何故自分は連れてこられたのか
分かっているのは自分が何者か...ってことぐらいだ」
「何が言いたいのでしょうか...」
スーツ姿の男がそう言った
...あの人髪どうなってんの
赤髪の女の人と来たときはビックリした
まぁ一緒に来たってことは知り合いなんだろうな
ケ「自己紹介をしようじゃないかお互いの不信感を少しでも払おう」
「自己紹介...ですか？」
エプロン姿の...女？いや、男かな？
ケ「そうしかないでしょ、ね、サラちゃん」
あ、そこでサラちゃんに振るのね
...あぁほら、サラさん苦虫を嚙み潰したような顔してるよ(してません)
サ「えぇ、私に振られても...ていうかサラちゃんはやめてください」
あ、ちゃん付けはいやなのね、じゃあサラお嬢様とかがいいかな
ケ「じゃあ、なおさら自己紹介しないとねー」
うわ、ケイジさんそう来るか中々やりおるな
ケ「準備できたら声掛けてねーサラちゃん」
...ケイジさん、サラちゃん好きなん？さっきからサラちゃんばっかりやん
...ちょっとあの子気になるな、緑の髪のバケツかぶってる子
なんでバケツかぶってるんだろ
A「...大丈夫？」
「ﾋﾞｸｯ｣
...だいぶ来てるな、この怯え様、......誰かと一緒に来て死んだか？
あの時の僕と似てる...
ﾎﾟﾝｯ
A「...大丈夫、ゆっくり息して、落ち着いたら僕に話しかけて？」
「ｺｸｺｸｯ｣
...よし、たぶん大丈夫かな
あ、そろそろ始まるかな、自己紹介
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作者名：momoakiyama | 作成日時：2021年11月7日 12時
