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嫉妬たなっち ページ44

は「なんであんなとこで寝てたの!風邪ひくでしょ!?寝るんだったら下の部屋で寝なさい!俺が一緒に寝てあげるから!」









 あ「うわぁっ、!!下ろしてっ!下ろしてくださいっ!!」




 は「ちょっ、動くなって、!」









 降りようとして足をじたばたさせる。





 は「危ないからやめなさい!」









 目の前が何も見えなくなり、唇に感じる柔らかい感触。








 は「ふぅ、大人しくなった。」







 あ「、、、へ、、」









 トサッ____




 私の体は柔らかいところに寝かされた。





 は「ん〜A柔らか〜い」









 後ろから伸びてきた手は優しく私を包み込んだ。









はじめくんは脚を私の脚と絡ませて動かせてくれない。






 は「動かないで、眠たいでしょ?一緒に寝よ」






 耳の近くで聞こえるはじめくんのかすれた優しい声









 ひるんで声も出ないし体も動かせない。





 は「ん。諦めたの?えらいね」









 全く目が覚めて眠たくない。









 それからすぐに後ろからはじめくんの規則正しい寝息が聞こえてきた。









 はじめくんの腕を退かし、ゆっくりと起こさないようにはじめくんの腕の中から出る









 は「んぅ、」


 あ「、、っ、!!」








とっさにはじめくんの腕の中に入れた所沢の足。








それをぎゅっと抱き締めて幸せそうな顔で寝ているはじめくん。









 あ「綺麗だなー」





 それにしても綺麗に整っている顔。







はじめくんの顔を覗き込んで、目にかかった前髪を退かした。









 た「、ねぇ。なにしてるの?」





 あ「、、ゎっ、!!たなっち、、」









 た「、、、。」








 仁王立ちでこちらを見るたなっち。




入ってきたことに全く気づかなかった。









 た「、、ふーん。そんなにはじめさんのことが好きなんだ」





 たなっちの声は低く、怒っていた。




 あ「、これは違くて、、、」






 た「なんで?、なんで俺じゃないの?」




 急に小さくなり、悲しそうになったたなっちの声。









 た「こんなに、こんなにAのこと、、っ、」




 俯いたたなっちに駆け寄る。









 た「、、もう俺無理だよ?今晩優しくなんてしないからね」







 こちらを向いてそう言ったたなっちは部屋から出ていった。

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設定タグ:はじめしゃちょーの畑 , はじめしゃちょー ,   
作品ジャンル:恋愛
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ももた(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります!! (2020年4月12日 19時) (レス) id: 45018f4f2b (このIDを非表示/違反報告)
やふGX - いえいえ!とても読んでてキュンキュンするのでこれからも頑張ってください^ ^ (2020年4月12日 1時) (レス) id: 2bd6bf15df (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - 嘘っ!?ごめんなさい!!編集ミスです、、申し訳ありません、、、orz (2020年4月11日 15時) (レス) id: 45018f4f2b (このIDを非表示/違反報告)
やふGX - 嫉妬やふへゐの名前がももあになってますよ〜 (2020年4月11日 3時) (レス) id: 2bd6bf15df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももた | 作成日時:2020年4月5日 15時

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