ホテルトマトクン ページ22
泣かないで。その言葉を聞いて、自分が泣いていることに気がついた。
と｢嫌だったよね、怖かったよね、ほんとにごめん。｣
ともたかは私の上から降りて私の隣に座った。
あ｢大丈夫、｣
と｢うそ。こんなに震えてるじゃん。｣
さっきとは違う、優しい手で私の両手を包んでくれた。
やっといつものともたかを感じられて安心してまた涙が零れてきた。
と｢っ、！ごめん、ごめんね、ほんとにごめん___、_｣
あ｢違うのっ。私の方こそごめん。｣
元はと言えば私がともたかに態度を悪くしたり、薄着でここまで来ちゃったりしたのが悪い。
あ｢私はもう大丈夫だから、｣
と｢ほんと、？｣
あ｢うん。｣
と｢でも俺ほんとに最低なことを、、、｣
あ｢大丈夫。ともたかも寂しくて苦しかったよね、お互い様ってことで、、ね？｣
ともたかの顔を覗き込んでそう言った。
と｢いや、でもこれは__、｣
あ｢大丈夫だってば！｣
ひどく落ち込むともたかに、もう大丈夫だって意味を込めて背中を優しく叩いた。
ともたかは目を丸めて私を見た。
と｢、、っ、じゃあこんど何か奢らせて、？｣
子犬のような目で私にそう言った。
あ｢うん、わかった(笑)｣
その後、他の男の部屋に1人で行くのは危ないと言って、全員の部屋に着いてきてくれた。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
GAME CLEAR
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももた(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります!! (2020年4月12日 19時) (
レス) id: 45018f4f2b (このIDを非表示/違反報告)
やふGX - いえいえ！とても読んでてキュンキュンするのでこれからも頑張ってください^ ^ (2020年4月12日 1時) (レス) id: 2bd6bf15df (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - 嘘っ！？ごめんなさい！！編集ミスです、、申し訳ありません、、、ｏｒｚ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 45018f4f2b (このIDを非表示/違反報告)
やふGX - 嫉妬やふへゐの名前がももあになってますよ〜 (2020年4月11日 3時) (レス) id: 2bd6bf15df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ももた | 作成日時：2020年4月5日 15時
