18 ページ22
紫耀side
――「(人1)が目を覚ましたよ！」――
仕事が終わって、帰る支度をした時に電話が鳴り、出ると海人がそう言った。
夢なんじゃないかって思った。
でも、ほっぺをつねっても痛いから本当なんだ。
だったら早く行かないと…！！
俺は、カバンに適当に入れて全速力で走って外に出た。
マネージャーの車に乗って早くしてって急かしちゃった。
早く会いたい――。
空白の時間を早く埋めたい――。
――コンコン
紫耀「(人1)！！！」
廉「うるさい！今寝てるから！」
紫耀「へ？？」
入ってすぐ、うるさいって言われた 泣
そして、病室には俺以外全員が揃っていた。
ベッドの隣に行くと(人1)が寝ていた。
でも今までの寝顔とは全く違う。
気持ちよさそうに寝ていた。
その姿を見て、ほんとに意識が戻ったんだって
確信した。
紫耀「(人1)…。頑張ってくれてありがとう。凄いよ。ほんとに頑張ったね」
俺は、これでもかっていうぐらいにたっくさん
頭を撫でて、たくさん褒めた。
廉「これで、またいつもの俺たちに戻れるかもな」
紫耀「うん。長かったのか短かったのか分かんないけど、もう(人1)が生きてて良かった」
玄樹「次俺たちがやることは、復帰までの間、(人1)の心の支えになることだね」
そうだ。これからリハビリとかも始まるんだ。
ずっとベッドに寝ていて、足も上手く動かせないかもってことで、足のリハビリをすることになった。
リハビリって、精神的にもきついんだよね。
思うように自分の体を動かせれなくて、イライラしちゃって自暴自棄になる時もあるから。
そんな時に、俺たちが支えなきゃね。
紫耀「しつこいかもしれないけど、(人1)のペースで頑張ろうな」
岸「ゆっくり、元の自分に戻ろうな」
神「(人1)は1人じゃないよ」
玄樹「辛くなったら泣いてもいいからね」
海人「俺も、もう泣かないからね！泣き虫なんて言われないように、強くなるからね！」
廉「早く一緒に歌って踊ろうな。待っとるからな」
――King&Princeは7人。
(人1)がいなきゃ成り立たないし、俺たちには
やっぱり(人1)が必要なんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
このみ - 有希さん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2020年2月8日 19時) (
レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
有希(プロフ) - 主ちゃんは昔いじめられていてそのトラウマが抜けず突然パニックになる(パニックになった時に助けてくれるのは廉くんがいいです！) (2020年2月8日 16時) (レス) id: bde96b43ca (このIDを非表示/違反報告)
このみ - みおさん» こちらこそ読んでいただき、ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！これからもご期待に応えれるように頑張ります！ (2020年1月16日 1時) (レス) id: 2c5180e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 更新ありがとうございます！本当に面白かったです！これからも夢主とメンバーの絆のお話楽しみにしてます！ (2020年1月16日 0時) (レス) id: a412d37542 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - 美紀さん» ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします (2020年1月13日 18時) (レス) id: 2c5180e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：このみ | 作成日時：2020年1月11日 2時
