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大倉side
大「…ほんまごめんな。たくさん迷惑かけてもうて。こんな美味しいお茶まで用意してもらって。」
お茶を飲んで一息ついたあと、
改めて謝る俺をAさんは笑顔で遮った。
町「もう、謝るのはやめにしましょう？私、謝られるよりお礼言ってもらう方が
嬉しいですよ？」
大「…そうやな。ほんまにありがとう。」
彼女にはもう頭が上がらんわ。笑
町「それに私は、大倉さんが回復して、無事に退院できただけですごく嬉しいんですけどね？」
彼女の言葉で、俺もまた笑顔になる。
彼女と話していると、なぜだかすごく心が落ち着くねんな。
…思えば、俺がこんなにこころから笑って誰かと話せるのなんて何年ぶりやろか。
彼女と会って、今まで忘れかけていた、人のあたたかさとか、少し思い出せたような気もする。
それに、なんかこう…胸がドキドキするねん。
それは、こういうのが久しぶりで緊張してるからなのか、
…それとも、彼女だからなのか。
大「あの…Aさん。」
町「？」
…俺は、決めた。
大「俺…Aさんが好きや。」
町「！？」
大「Aさんに会うて、ほんまにいろいろ助けてもらって、俺も少しずつやけど、前向いて生きていこうって思えた。
こんなに楽しい気持ちで人と関われたのなんてほんまに久しぶりやったし、リハビリとか、治療とか、Aさんがいたから頑張れてん、俺。」
町「大倉さん…。」
大「…俺、Aさんの彼氏になりたい。
せやけど、今のままの俺じゃまだ無理や。
だから、ちゃんと借金返して、ちゃんと自立して生きられるように俺頑張るから、
Aさんさえ良ければ、待っててくれへんかな…？」
彼女のためなら、俺は何でも頑張れる気がするねん。
それくらい、君が大切な存在になったから。
町「…大倉さんがそう望むのなら、私はずっと待っています。
それで、あなたが幸せに近づけるなら…。」
しばらくの間の後、彼女は僕にそう言った。
その顔が少し赤い気がしたのは、気のせいやないよな？
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こういうシーン書き慣れておらずいまだに上手くかけません…。泣
大丈夫ですかね…汗
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もちこ(プロフ) - さなさん» はじめまして！そう言っていただけて光栄です… これからも頑張っていきますのでよろしくお願い致します！コメントありがとうございました！ (2022年3月10日 19時) (
レス) id: 00a139ae99 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 初めまして。前作の丸山さんから読んでいます。次の展開楽しみにしています。 (2022年3月10日 17時) (レス) @page29 id: 603606fd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2021年4月25日 8時
