８人目の日常 (ページ17)

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Prologue of Alice Ⅰ ページ17

お待たせしました！(？)

ここからはしばらく8uppersを取りあげます！

設定忘れてしまった方は、さいしょの町田ちゃんのプロフィールに書いてありますのでぜひチェックしてください！

byもちこ
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ここは、どこかの路地裏にある夜の街。

ここに、８つの掟で結びついた８人がいた。

表向きは、「ザ･エイト」というバーを営む彼らだか、

実は彼らには、もうひとつの顔がある。

その名も「8uppers」

Alice side

物心ついた頃には、私はすでにこどもの家にいた。

家族の記憶はほとんどない。

唯一覚えているのは、私がまだとても小さいときに、お兄さんが、私をここにつれてきたこと。

あとでそれは実の兄だったことが分かったが、顔は残念ながら覚えていなかった。

こどもの家に来てからも、人見知りだった私は、誰とも関わらず、１人でいることが多かった。

そして、施設に入って5年が経とうとしていたある日。

上「いってえな…どこ見てんだよ！あ？」

廊下を歩いていたら、上級生3人に絡まれてしまった。

…ぶつかって来たのはあっちだけど。

左からこられたせいで、近づいてきたことに気づけなかった。

上「ぶつかっといてなんも無しかよ。それとも俺らにやられてえのか？」

Ali「…ごめんなさい」

上「今さら遅いんだよ！」

上級生に突き飛ばされた。

抵抗しようとしたが、当時7歳だった私が中学生位の人に敵うわけもなかった。

このままじゃ、蹴られる…！

相手の足が上がったのが見え、思わず目をつぶったその時、

上「！？いってぇ…なんだお前！」

そこに立っていたのは、上級生達よりも少し背の低い男の子。

？「…女の子いじめるのは、やめといた方がいいと思いますよ？」

上「お前もやられたいのか？おらっ！」

上級生3人が一気にとびかかっていく。

危ない…！

上「！？！？」

気づくとそこには、床に倒された上級生たちと、全く無傷の男の子。

上「お前…覚えとけよ！」

上級生たちはいってしまった。

Ali「あの、ありがとう…あれ？」

お礼を言おうとしたときには、男の子はもういなくなっていた。