８人目の日常 (ページ9)

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迷惑のかけ方ページ9

町「ちょっと今日頭いたいなー。」

大「そうなん？」

安「大丈夫？収録行けそう？」

町「さっき薬のんだから多分大丈夫や。…もし、顔死んでたら言うてな！」

渋「A、なんか元気ないで？」

横「なんかあったん？」

町「ん－実は…」

町田ちゃんは、メンバーに隠し事をしません。

体調がすぐれないときや。何か悩みやトラブルがあったときも、正直にメンバーに言うようにしているそう。

メンバーに気を使わせてしまうのが申し訳ない…と思う方もいるかもしれませんが…

…実はこれには、過去に起きたある出来事の教訓があるのです。

それは、関ジャニ∞がデビューして５年ほどがたったある日。

町田ちゃんはいつものように仕事を終え、帰宅しました。

すると、郵便受けに真っ白な封筒が。

なかを見てみても、なにも書いていない紙が入っているだけ。

その時は町田ちゃん、誰かのいたずらだろうと思い、あまり気にしていなかったんです。

しかし、その日から、帰宅すると白い封筒が入っていることが続きます。

町田ちゃん、少し怖いなーと思いつつ今のとこ特に被害はないため、言うほどでもないかと思っていたある日。

町「…！！」

白い封筒の中に、町田ちゃんの盗撮写真が入っていたのです。その数ざっと50枚ほど。

町田ちゃん、さすがに怖くなり、つい、丸ちゃんに電話をします。

丸《はいはーい、丸山ですー！》

町「丸ちゃん！」

丸《Aから電話してくるなんて珍しいなー。なんかあった？》

町田ちゃん、さっき起きたことを言おうと口を開きますが…

丸《A－？》

町「…ちょっと１人でさみしかってん。丸ちゃんの明るい声聞きたなった。」

町田ちゃんは、この事をメンバーに言うことで、余計な迷惑をかけてしまうと思い、言うのをやめてしまったのです。

丸《なんやー！そんなことなら僕がいっぱい元気にしたるよ！》

町「ありがとう。」

丸《遠慮せんと、いつでもかけてきてええからなー！》

…結局誰にも言えないまま、その日は眠れない夜を過ごしました。