○翔 ページ30
・
まさか俺の行動でそこまで考えて、
ストレス感じて咳喘息にまでなるなんて…。
潤の繊細さは分かってたつもりだけど、
気づいてあげられず後悔…。
潤「んっ、っ…」
俺に抱きしめられながら泣く潤。
翔「大丈夫。恋人出来たら報告するから。
それにもし、潤が言うように俺が結婚ってなっても、
その前にたくさん相談するよ」
誰かが家を出たり離れて暮らしたり。
確かにそれらは将来的には起こり得ること。
翔「誰がどんな道を選んでもさ？
みんなが幸せになる道はあると思うんだ」
今一生懸命考えても、
実際その時がこないと分からない。
だけど俺は誰かがどんな決断をしても
5人が納得する道を探したい。
潤「っ…」
コクコクと頷く潤。
少しずつ落ち着いてきていて。
翔「だから今はそんな事考えずに
たくさん甘えてたくさん楽しいことしよ。ね？」
頭を撫でると「ふふ…」って潤の笑い声。
モヤモヤ解決したかな…と思った瞬間。
雅紀「そうだよ！もしかしたらさ、
潤と和の方が先に結婚するかもしれないし！」
智「ふふ、そうだねぇ。そうなったら寂しいなぁ」
和「え〜どうだろ？まだ分かんない」
翔「…」
…そうじゃん、こいつらが先の可能性もある。
しかも彼女とか出来たらそれこそ
兄離れしちゃうじゃん。え、そっか。それもあるか。
え…なんか俺がすげぇ寂しくなってきた…。
潤「…ん〜、しょおに、くるしぃ…」
翔「え、あ。ごめん、つい」
気づいたら腕に力を込めてしまっていた(笑)
智「あ、二人の結婚想像したら辛かったんでしょ？(笑)」
翔「…」
雅紀「図星だ！」
潤「ふふ…」
和「えーまだ先だよー(笑)」
翔「そうだよな、まだ先だよ。うん。
先でいいよ。まだお兄ちゃんの傍にいような」
智「こーら(笑)翔？」
雅紀「あひゃ！さっきかっこよかったのに！(笑)」
みんなに笑われてなんか悔しい…(笑)
雅紀も智にぃも双子が離れたら寂しいくせに。
まぁでも、腕の中で潤が笑ってるからいいか。
翔「今日は一緒に寝ようか、潤」
潤「うん！」
モヤモヤも晴れて、
少しずつ咳喘息も治るといいな。
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みゅうな(プロフ) - ちぷさん» お読みいただきありがとうございます。そうですね…たくさんあるお話の中の彼らと一緒に現実で揃う日を一緒に楽しみに待ちましょう。ゆっくり楽しみながら更新致しますので、楽しんでいただければ幸いです！ (2021年5月19日 23時) (
レス) id: 984ee72405 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうな(プロフ) - RedButterflyさん» お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただければ幸いです。 (2021年5月19日 23時) (レス) id: 984ee72405 (このIDを非表示/違反報告)
ちぷ(プロフ) - こんにちは！更新ありがとうございます。大好きのお話なので嬉しいです。彼ら揃ったところを見られないのは寂しくて仕方ないけどそれでも好きな気持ちは変わらなくてずっと占ツクでお話を探してしまっています。ゆっくりでも更新してもらえたら嬉しいです！ (2021年5月12日 10時) (レス) id: 5d7000c446 (このIDを非表示/違反報告)
RedButterfly(プロフ) - 更新ありがとうございます。楽しみにしています。 (2021年5月11日 19時) (レス) id: 51dc9e08cd (このIDを非表示/違反報告)
みゅうな(プロフ) - ぴさん» ぴ様 お読みいただきありがとうございます。ゆっくり更新になってしまいますが、楽しんでいただけたら幸いです。 (2021年5月10日 22時) (レス) id: 3992cf7183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2021年5月10日 15時
