○智 ページ26
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智「おまたせ、はいどうぞ」
潤「のむ…の、む…」
必死にカップに手を伸ばす潤。
そっと和と目配せする…。多分、一気に飲む気だよねって。
和「…潤くん、一口飲んだらカップちょうだい？」
潤「えっ…」
智「ふふ、そんな急いで飲まなくても大丈夫だよ？ね？」
和「はい、どうぞ？」
潤「…」
カップを渡された潤は恐る恐る一口飲む…。
潤「…ひと、くち？」
和「そ、一口。お話終わったらもう一回ね？」
潤「…ん」
智「ふふ、えらいね〜」
2人でたくさん触れてたくさん褒めて…。
徐々に表情がいつもの潤へと戻っていく。
最終的には俺の手を握り和にもたれてリラックス。
ホットミルクもちゃんと少しずつ飲め始めた頃、話してくれて。
潤「何かね？夜中に、食べたいって気持ちがいっぱいになるの…」
まとめると『たくさんたべなきゃっ』て最近悩んでて。
そうしたら最近、夜中に『食べたい』って思いでいっぱいになるようになって。
そのまま台所にきて食べれるだけ食べて…ほっとするみたい。
でも、潤の体が受け付けるわけなくて後で吐いてた、ということらしい。
智「そっか、苦しかったね…」
潤「食べないと、眠れなくて…それで食べちゃってた」
和「そっか…」
潤「ごめん、なさい…」
話せて安心したのかな…潤はスーッて眠りに落ちて。
和「たくさん、頑張ってたんだね…」
智「ね…ちょっと調べてみよう」
スマホで潤の症状を調べると…摂食障害の一種みたい。
無意識に夜中に食べちゃうケースもあるみたいだけど、潤の場合意識はある。
その場合は「夜中にこんなに食べる事はおかしい」って気づくのが大切らしい。
主な原因はストレス…追い込まれてたってことか。
もっと早く気づければ…かわいそうなことしちゃったな…。
智「とりあえず今日は2人で和室で寝るね」
和「ん、分かった」
智「また明日5人で話そうね」
布団まで潤を運んで隣で寝転がる。
すやすやと眠る顔を見て思わず頭を撫でた。
楽にしてあげるからね…。
次の日の朝。夜中に起きていたからか潤はぐっすり。
俺らに話せてほっとした気持ちもあるのかな？
早速、朝の通勤前に4人で情報共有する。
雅紀「そんなこともあるんだね…」
智「とりあえず今日休ませてみる」
和「その方がいいかも…」
翔「話せたことで逆に心のバランス崩れるかもだし…」
翔の思ってた事は的中…。
起きた潤はすぐに「たべたい…」ってポロポロ泣き出した。
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NOA(プロフ) - 焦らずゆっくりでも大丈夫です！ずっと楽しみに更新を待っていますよ (2021年5月8日 12時) (
レス) id: 330ab0f696 (このIDを非表示/違反報告)
空 - そして、みゅうなさんのファンがいることを覚えておいてほしい。私のわがままですが。私はみゅうなさんの書いた小説が本当に大好きです。この小説を書いてくれて、私に人の優しさと愛情を教えてくれてありがとうございます。本当に感謝しています。 (2021年4月9日 6時) (レス) id: 1807a4795e (このIDを非表示/違反報告)
空 - みゅうなさん、お久しぶりです。コメントを送るたび、更新を続けてほしいと願う反面、作者さんの負担になっているのではないかと不安でした。みゅうなさんが決めることに、私が何かを言う権利はないです。でも、できることなら、みゅうなさんの作品は残しておいてほしい (2021年4月9日 6時) (レス) id: 1807a4795e (このIDを非表示/違反報告)
RedButterfly(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています。この兄弟が大好きなので続きが読みたいです。なのでまた読めることを楽しみにしています。 (2021年4月7日 23時) (レス) id: 51dc9e08cd (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 更新ありがとうございます！いつも楽しみにしています。きっと、色々な思いあるかと思いますが、一読者としましてはこれからも読みたいなと思っています。ここの兄弟が大好きです。また読めることを楽しみにしています。 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 2ec53b58cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2019年1月3日 23時
