◇１２◆ ページ24
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和「翔さん、お願いします。潤君行ってらっしゃい！」
潤「行ってきます！」
潤君と気持ちを言い合ってから更に２週間が経った。
車までの送りはまだ続けてるけど大分ビクッとする事は無くなってきて。
帰りは翔さんが玄関まで送ってくれるから安心。
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――翔さんには、潤君を送ってくれた時に玄関の外で少し話した。
『あんまり、苦しめないでやってくれ』と苦笑いで言われた。
もう何度、俺のせいで心が壊れそうになった潤君を支えてもらったことか。
何も言い返せずただただ頷いた。送り迎えの事も俺からちゃんとお願いした。
まだ翔さんと話すのは緊張するけど・・。
和「・・今度、飯でも食べに来てください。何か作ります」
そう言った俺に驚いた顔をする翔さん。
「あぁ」と少し笑って頷いた後、帰っていった。
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俺らは話し合った日を境に、悪夢は見なくなった。
暑くて何度か頭痛を起こしてた潤君だけど、
特に悪化することなく日々を過ごせて。
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そして明日は、潤君の誕生日。
俺は新しい鞄を渡すことにした。
結局、2人で買いに行った時は良いの無くてさ。
まだ小さく穴が開いたので出勤してるから(笑)
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8月30日の夜。
潤君が好きなお酒とご飯を用意して待機する。
そろそろかなぁ〜って思ったときに鍵が開く音。
玄関まで迎えに行く。「ただいまっ！」て抱き着いてくる潤君。
和「おかえり、誕生日おめでとう。潤君」
潤「ふふ、それ朝も散々聞いたよ？」
和「いいじゃん。何度でも言わせてよ(笑)」
そのまま手を繋いでリビングへ。
潤「うわ〜美味しそう！」
和「頑張ったからね(笑)」
潤「今日はパパッとお風呂入ろ！」
急いでお風呂終わらせて着替えて、いただきますをする。
たくさん食べて笑ってお酒飲んで・・ほろ酔いの潤君。
笑顔がいつもよりふにゃふにゃしてて可愛いったらりゃしない(笑)
潤「ふぅー・・お腹いっぱい」
和「だね〜」
デザートも食べて片づけもしてソファでまったり。
コテンッと肩に頭を乗せてくる潤君。
和「あ、これ今年のプレゼントね？」
潤「わ、ありがとう〜」
毎年恒例で、包装紙をビリビリに破く潤君(笑)
潤「わ、鞄だ！嬉しい〜使うね？」
和「穴開いてるもんね(笑)」
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潤「ねぇ、和。俺からも渡したいものがあるの」
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しょうちゃん(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2020年5月19日 23時) (
レス) id: d034f78533 (このIDを非表示/違反報告)
梶 - おもしろかったです！たまに涙が出てくるようなシーンがあって話に夢中でした｡ありがとうございます♪ (2018年5月3日 12時) (レス) id: 11356a9e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2017年8月18日 1時
