【双星の陰陽師】吸血鬼少女は陰陽師の血と呪力が大好物♪２

第62話 ページ22

ー翌日ー


天馬「･･･くしょん」


風邪か？

そう言えば頭もクラクラして･･･


ガチャ


アイ「おはようございます、天馬様！」

ｿﾞｸ 天馬「お前、何で･･･」

アイ「貴方様の物ですからね！」ﾆｺ


俺は、んなお前しらねぇ

誰だよ･･･

ハァハァ

息が上がって･･･

苦しっ･･･

ハァハァ

ハァハァ


もっ、無理････


パタッ



アイ「お熱ですか？天馬様･･･少々お待ちを」




ー天馬ー


苦しい

熱い

しんどい


ハァハァ

ハァハァ


水、


天馬はパット起きた


アイ「お目覚めで？」

天馬「ハァハァ、水･･･」

アイ「はい！」


そしてまた天馬は眼をつぶった



何だ、

この感触･･･

柔らかけぇ

俺はこれを知っている

何だったっけ？


するとゆっくり水も流れて来た


何か

この水････

あめぇ、


天馬はそっと眼を開けると、

アイと口づけをしていた

どうやら口移しで飲ませてくれていたらしい

が、天馬は今のアイがアイでは無いように見え

突き飛ばしてしまった


アイ「キャッ！」

天馬「ハァハァ、わりぃ････」

アイ「いええ、私は大丈夫ですよ！」ﾆｺ



こいつの今の笑顔は･･･

俺は嫌いだ･････

こいつの笑顔を見てると

本来のあいつの笑顔を忘れそうになる･･･

それは嫌だ･･･

だが、こいつは･･･

今のこいつを俺は････

受け止める事は出来ねぇよ･････

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