【双星の陰陽師】吸血鬼少女は陰陽師の血と呪力が大好物♪２

第57話 ページ17

凄く心臓鳴ってる

ちゃんと話せるの？私･･･

勢いで来たは良いけど･･･


そんな事を考えていると

先に天馬が話しかけてきた

　
天馬「･･･お前、何で俺の所に真実何て探しに来たんだよ･･･」


この人は･･･

まるで大切な物を失ってしまった悲しい瞳をしている

きっと、それは私･･･

私の記憶は全然ないけれど･･･

この人はきっと全てを知っている

それを知るために私は此処に来た


アイ「きっと、きっと貴方なら･･･私の記憶も真実も知っているはずだから･･･」


此処に来た

ねぇ、こんな私を貴方はどう受け止めているの？

ねぇ、こんな私は貴方からどう見えているの？

ねぇ、私の記憶が無くても貴方は私をまだ愛しているの？

ねぇ、ねぇ、ねぇ、


記憶がなくっても

分かっている事はある

もちろん分からない事もある

だから私は知りたい

貴方の事･･･あの優しい人達の事

アクアの事だって、昔の事だって完全に思い出したい！

私の今の願いはそれだけ

それだけで良い

それが叶えば

それで良い･･･

でも、叶ったとしたら

もう一つ

願っても良いですか？

私は今は記憶が無いけれど

貴方を一目見てから

少しして思った事があるの

それはね、

『貴方とずっと一緒に居たい』

そう思ったの

何でだろうね

でも、そう思った

これは私のわがままかもしれないけど

もし叶うのならば叶ってほしい

だから、そのために

私の記憶と真実が知りたいの

だから教えて





アイ「教えてよ･･･天馬」

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