【双星の陰陽師】吸血鬼少女は陰陽師の血と呪力が大好物♪２

第53話 ページ13

アクア「ど、どうして･･･」

アイ「思い出したの･･･貴方との、思い出を」


そう、アイは思い出した
　
まだ全て、とは言えないが

アイは確かに思い出したんだ

アクアと言う･･･可愛い妹の事をね


アクア「お、おね････お姉様ぁぁぁぁぁぁ！！！！！」

　
アクアは泣いた

ずっと泣いた

アイの元でずっと

そして同時に「良かった、良かったぁ！」と言っていた



こうして
　
アクアというずっと一緒にいた妹を、

アイは思い出す事ができた



・





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だが、

忘れてはならない記憶は

ずっと思い出せないままでいた

忘れてしまった記憶は

中々思い出せないものだ

例え、天馬を愛したアイですら

人間になり、その重い心は

中々軽くはならない




でも、

アイが天馬を愛した事には変わり無い



アイの名前の由来は･･･


『いつまでも愛した相手を愛し続けてほしい』


と、いう意味だった


そんな事、アイの記憶には

もう無い

だけど、

必ず思い出すそう、信じていれば

誰だって頑張れる

例え、記憶がなくたって

アイには

天馬やアクアがいる

だから

必ず

思い出すだろう

きっと、


何故なら

天馬は忘れてはならない

アイの愛した男だもの
　

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