【双星の陰陽師】吸血鬼少女は陰陽師の血と呪力が大好物♪２

第42話 ページ2

ーーアイーー


私には分かったよ････

天馬は怯えてるんでしょ？

それをあの時言ったら貴方はどうしてた？

私を嫌いになった？

それとも自分を嫌いになった？

でも、どっちにしろ･･･貴方は怯え続けるんだろうね･･･

何で怯えてたの？

私が･････人間になるから？

そうなのかな？

でも、天馬は嬉しいはずじゃ･･･

何でなの？

天馬････

私は嬉しいようで寂しいな

この記憶が無くなるとしたら

私は悲しいもの･･･




えっ、待って･･･私の今の記憶が無くなるなら

　


天馬を好きになったこの記憶も････





無くなっちゃうの？






嘘････だ、

そしたら

キスも人間も関係ないじゃん･･･

何で･･･何で･･･

私にあんな事言ったのよ！

誰なのよ！

誰が昔私に人間になった方が良いとか言ったのよ！

誰なのよ！

誰なのよ･･･

ねぇ、教えてよ･･･

誰か･････









アイはそのままゆっくりと眠りについた･････

起きる事は無く･････

静かに･････

そのまま･･･深い眠りに･････








・






・





・

その日から････アイは起きなかった･･･

そのかわり･･･

アイは不思議な夢をずっと見ていた。

その夢は何なのだろうか････

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