Episode1578 ページ5
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「夏美さーん！」
すると、上から小雪がやってくる。
「夏の海には危険がいっぱい！
是非、この小雪めが！」
「一夏の経験かよォ。クックック〜」
「てゆーか、成果到来？」
すると、地下からはクルルとモアもやって来る。
「なんの騒ぎだ？」
「拙者もいるでござる」
「……ギララ、来た」
そこで庭からやって来たギロロと、
何故かロープを吊るしてドロロ。
そしてフライングボードから器用に
ギララが降りてきて、手を挙げる。
「ちょっとアンタ達！」
夏美の声にギロロは背筋を伸ばし、
ドロロ、タママ、ケロロはギクリと体を強張らせ、
ギララはチラリと夏美を見た。
「勝手ばっかり言ってないで、少しは人様の迷惑も考えて…」
夏美は冬樹だけを誘ったのだろうと、
桃華のことを思いながら注意するが、
何処か様子の可笑しい桃華に視線を向ける。
桃華は下に俯いていた。
「(冬樹くんと2人きりで…ラブラブ…)
あ、あの…南の島…。
宜しかったら皆さんもご一緒に！」
「「「やっふー！！」」」
目に涙を溜めながらも笑顔で言う桃華に
ケロロ、タママ、そしてドロロまでもが
嬉しそうに喜びを露わにしていた。
［これが、日向家とケロロ軍曹率いる
ケロロ小隊を巻き込んでの深海の大冒険の始まりだったのです］
ケロロ達は知らなかった。
冬樹が持っているカプセルの中の
未確認生物の瞳が赤く点滅しているところを。
__________
そして、南の島へ向かうために西澤家所有の豪華客船に乗り込む。
ケロロ達が船の上で満喫している中、
ギララだけはデッキの上で海を眺めていた。
「………」
空を見上げればカモメが空を飛んでいる。
特に何もすることがなくボーッとしていると
突然大きな爆発音が聞こえてきて、
振り返ればギロロが真っ黒焦げになっていた。
「…？」
一体何が起こったのか分からないギララは
黒焦げになったギロロを見て首を傾げていた。
_________
「えいっ！」
「ふぅ！なんの！」
「ほっ！」
「よっ、と！」
ビーチに到着し、夏美と小雪が仲良く
バレーボールで遊んでいるところを日陰から
ドロロとギララが眺めていた。
「ニンニン…」
「…これぞまさに青春…。良きかな」
夏美がバレーボールを追い掛けていると、
砂につまづいてしまって思い切り転げ、
バレーボールが彼女の頭に落ちる。
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カレー - もう書かないのですか？ (7月15日 23時) (
レス) id: e28367385f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 窪庭瑠海さん» ご感想ありがとうございます。はい、おっしゃる通り、次の映画を執筆するのはケロロ対ケロロになります！ (2022年7月13日 19時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
窪庭瑠海 - とても良かったです。次はケロロ対ケロロですか？ (2022年7月13日 6時) (レス) id: 85da89b4cc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ガムさん» コメントありがとうございます。てゆーか、感謝感激！いつもこの小説を見てくれてとても嬉しいです。なんだか少し恥ずかしいですね笑この小説もアニメ沿いですと4シーズンに入ります。これからも見てくれると嬉しいです！ (2022年6月28日 14時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ガム - 先日コメントしたオリという者です！上手でうまい！それでいて実に素晴らしい！まさにGOOD & PERFECT！てゆーか完全無欠！＿＿まぁ茶番は置いといて文章、キャラ設定、イラストetc……Irobiさん語るには足りないです！これからも応援させていただきます！ (2022年6月27日 23時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年6月23日 0時
