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Episode1610 ページ37




モアはタママに一礼だけしてメモ通りに
1人買い物へと出掛けてしまった。

満足そうに笑むタママはギララを見る。



「……こんなのもあるんだ」



ケロロとは少し離れたコーナーから、
珍しく興味ありげに雑貨を見ていた。



「ムフフフ…これで実質は軍曹さんと2人きりですぅ…」



タママはニヤリと笑ってケロロと“実質”2人きりとなるが、
彼が良いならそれで良いのだろう。



「いらっしゃい。丁度店仕舞いだ。
今なら半額にしとくよ」



「店仕舞い?」



「あれ?」



「?」



タママの声にケロロとギララは振り返ると、
そこには大きな荷物を抱えて商店街を歩く宇宙人や、
店を閉めようとする宇宙人で溢れ返っていた。



「これは一体…」



「そこのケロン人!」



「ケロ?」 「「?」」



「今は呑気に買い物してる場合じゃないポヤ!」



そこには宇宙人街を取り締まっているポヤンがいた。

彼女の焦ったような声と言葉に、
3人は何を言っているのか分からなかった。



「な、何かあったでありますか?」



「ペコポン滞在中の宇宙人には、
避難警告が出ているポヤ!
奴がペコポンに迫っているポヤ!」



「「奴…?」」



「…誰ですか?」



奴というのは一体誰なのだろうか。
3人は互いの顔を見合わせて首を傾げる。



「そうさ。ニュースで見なかったんかい?
ゼゼゼ…っ!」



店主が何かを言おうとした瞬間、
言いづらかったのか舌を噛んでしまい、後ろから倒れてしまう。



「ひえぇ!どうしたんですかぁ!?」



「…大丈夫ですか?」



倒れてしまった店主にタママが慌てて駆け寄り、
その後ろでギララが歩いて心配していた。



「…こ、これはもしや…。
そういえば先週のあの臨時ニュース…。

我輩、ちゃんと見てなかったでありますが、
ゼゼッ…もしかして、奴のことであります
か…?
奴が…奴がペコポンに…!!」



[奴とは一体何者なのか。
ケロロ軍曹史上最大の危機が地球に迫る!]

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カレー - もう書かないのですか? (7月15日 23時) (レス) id: e28367385f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 窪庭瑠海さん» ご感想ありがとうございます。はい、おっしゃる通り、次の映画を執筆するのはケロロ対ケロロになります! (2022年7月13日 19時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
窪庭瑠海 - とても良かったです。次はケロロ対ケロロですか? (2022年7月13日 6時) (レス) id: 85da89b4cc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ガムさん» コメントありがとうございます。てゆーか、感謝感激!いつもこの小説を見てくれてとても嬉しいです。なんだか少し恥ずかしいですね笑この小説もアニメ沿いですと4シーズンに入ります。これからも見てくれると嬉しいです! (2022年6月28日 14時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ガム - 先日コメントしたオリという者です!上手でうまい!それでいて実に素晴らしい!まさにGOOD & PERFECT!てゆーか完全無欠!__まぁ茶番は置いといて文章、キャラ設定、イラストetc……Irobiさん語るには足りないです!これからも応援させていただきます! (2022年6月27日 23時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2022年6月23日 0時

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