Episode1605 ページ32
✿
「…っ！ぐはぁ〜っ！！！」
「お、おじさましっかりしてください！
スターフルーツならモアが食べさせてあげますから…」
「ふぬぬぬうううう！！！」
ちゃぶ台に膝が当たって負傷したケロロに
膝枕をしたモアがスターフルーツを食べさせ、
それを見たタママが歯を食いしばって嫉妬している。
スターフルーツを無言で食べていたケロロの瞑っていた瞳が急に開いた。
［その時、スターフルーツの滋養強壮を得たケロロ脳が高速回転した］
「ケロケロ作戦第100号！思い付いたであります！」
どうやら、スターフルーツのお陰で
記念すべき100回目の侵略作戦が決まったようだった。
果たして、その作戦とは一体。
________
─一方、廊下を歩く人物が1人。
そして、ドアを2回ノックする。
「チュパカブラ」
「も、モスマン…」
ドアの前でたじろいつつもUMAの名前を言い、
部屋に入ると中には冬樹がラッピングされたプレゼントに
マーカーで文字を書いていた。
「なんで変な合言葉が必要なわけ？」
「だって、一応ビックリパーティーだから、
軍曹達に知られちゃうとまずいし…。
あっ！すごいケーキ！流石姉ちゃんだね！」
「まあね！」
夏美の手にはケロロのマジパン、『ボケガエルおめでとう』と書かれたチョコプレートと
スターフルーツを乗せたケーキだった。
とても美味しそうな見た目に冬樹がはしゃいだように言うと、
夏美も褒められて嬉しそうにしていた。
「プレゼントもちゃんと買ってきたし！」
冬樹がマーカーで書いていたのは、
どうやらケロロ宛のメッセージカード。
垂れ幕を見ると『軍曹が日向家に来た記念パーティー』と書かれており、
部屋も丁寧な飾り付けがされていた。
「ボケガエルが初めて家に来た日かぁ…。
まぁ、最近は当番もサボらず真面目にやってるみたいだし、
たまにはこういうのも良いかな」
「「…あれ？」」
部屋を見渡すと2人は奇妙な物を発見する。
「こんなちゃぶ台家にあったっけ…」
「そう言えば…」
見覚えのないちゃぶ台が置かれており、
買った覚えがないのか2人が首を傾げていると、
突然ちゃぶ台からアームが伸びてきて、
2人の姿をハッキリと捕らえていた。
「な、何よこれ…」
2人が伸びてきたアームを凝視していると、
突然ちゃぶ台の脚が伸びてきて、
置かれていたマヨネーズが落ちる。
カメラのような物が赤いノイズに変わり、
顔のようなものが映った。
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カレー - もう書かないのですか？ (7月15日 23時) (
レス) id: e28367385f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 窪庭瑠海さん» ご感想ありがとうございます。はい、おっしゃる通り、次の映画を執筆するのはケロロ対ケロロになります！ (2022年7月13日 19時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
窪庭瑠海 - とても良かったです。次はケロロ対ケロロですか？ (2022年7月13日 6時) (レス) id: 85da89b4cc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ガムさん» コメントありがとうございます。てゆーか、感謝感激！いつもこの小説を見てくれてとても嬉しいです。なんだか少し恥ずかしいですね笑この小説もアニメ沿いですと4シーズンに入ります。これからも見てくれると嬉しいです！ (2022年6月28日 14時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ガム - 先日コメントしたオリという者です！上手でうまい！それでいて実に素晴らしい！まさにGOOD & PERFECT！てゆーか完全無欠！＿＿まぁ茶番は置いといて文章、キャラ設定、イラストetc……Irobiさん語るには足りないです！これからも応援させていただきます！ (2022年6月27日 23時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年6月23日 0時
