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■Episode1604 ページ31




【ケロロ ケロケロ作戦 第100号 であります】

_______________



[寂れた商店街の一角にあるケロロ小隊秘密基地出張所。
そこで今、侵略者達のお茶会が開かれようとしていた]



「特別侵略作戦お茶会…?」



「ふふっ」



突如入ってしまった臨時ニュースによって
ケロロラーメンは販売出来ず。
人気が無くなった商店街にあるケロロラーメン屋の中には
『ケロロ小隊 特別侵略作戦お茶会』と書かれた紙同士をくっつけた物。



「何故またそのような…」



「しかも特別って割には…ケーキが1切れしかないですぅ…」



「…普通お祝い事ならホールケーキじゃない?」


「珍しくまともなこと言ってるですぅ。
見直しましたよ、ギララ先輩」


珍しく意見が一致し、タママはディスりながらもギララの事を褒めている。
そもそも褒められることに対してあまり興味を持っていないのか、
ギララはちゃぶ台を見るのをやめて天井を眺めていた。



「これ、先週のラーメンの具だぜェ」



「てゆーか、在庫処分?」



ケーキとラーメンの具。
絶対にありえない組み合わせである。

ケロロがマイクチェックをしているのか、
手のひらで数回ほど叩いており、
その音で6人は後ろを振り返る。



「あー。皆ご感嘆はそのくらいにして、
ちょっと聞いてくれる?
今日は我輩から皆に重大発表がある!

我輩達が侵略の為にペコポンにやって来て
早行く年月。様々な侵略作戦を実行してきた。
その数、なんと99回致していることが今回判明したのである!」



「99回!?では、次が100回目の侵略作戦でござるか?」



「本当に数えたのか?」



「勿論であります!」



本当に次の作戦で100回目になるのか、
ズボラなケロロが数えたとは到底思えないギロロは疑いの目を向けている。
しかし、ケロロは自信満々に告げて、
小さめのくす玉を引き、紙には『100回きねん』と書かれていた。



「てなわけで!これまでの苦労を労いつつ、
記念すべき次のケロケロ作戦第100号を考えようってわけ!

…って、タママ二等聞いてんの!?
何良いとこばっか先に食べてんのさ!」



隊員4名がケロロの話を聞いていたが、たった1人…
タママがスターフルーツを食べており、
彼の話を全く聞いていなかった。

その事に気付いたケロロは叱り付けて、
更に文句を言おうとタママの元へ歩いていくと、
近くにあったちゃぶ台に脛が当たる。

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カレー - もう書かないのですか? (7月15日 23時) (レス) id: e28367385f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 窪庭瑠海さん» ご感想ありがとうございます。はい、おっしゃる通り、次の映画を執筆するのはケロロ対ケロロになります! (2022年7月13日 19時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
窪庭瑠海 - とても良かったです。次はケロロ対ケロロですか? (2022年7月13日 6時) (レス) id: 85da89b4cc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ガムさん» コメントありがとうございます。てゆーか、感謝感激!いつもこの小説を見てくれてとても嬉しいです。なんだか少し恥ずかしいですね笑この小説もアニメ沿いですと4シーズンに入ります。これからも見てくれると嬉しいです! (2022年6月28日 14時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ガム - 先日コメントしたオリという者です!上手でうまい!それでいて実に素晴らしい!まさにGOOD & PERFECT!てゆーか完全無欠!__まぁ茶番は置いといて文章、キャラ設定、イラストetc……Irobiさん語るには足りないです!これからも応援させていただきます! (2022年6月27日 23時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2022年6月23日 0時

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