Episode1599 ページ26
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「こ、これが…あのキルルを一瞬にして消し去ったパワー…」
「よくもやったな？だけど…夏美は渡さない！誰にも渡さない！」
「姉ちゃん！」
周りに包まれたガラスが2人を包んでいく。
冬樹がどんなに声を掛けても夏美は反応しなかった。
「冬樹殿！」
「何！？」
「我輩を投げるであります！」
「え？」
「あの中へ！早く！」
冬樹は少し戸惑いの表情を見せたが、
すぐに決心してケロロの足を掴んだ。
「軍曹！お願い！」
なんとかギリギリの所でケロロは入る。
すると、ガラスの破片のように固まった物は光り出して、
手やら足やらが出てきた。
「う"お"お"おおおおおお！！！！！」
メールが上げた声はとても苦しそうだった。
どんどん巨大化していくメールに洞窟は
段々とひび割れていき、地震も起きる。
「逃げるよ！」
「冬樹さんっ！」
「うん！」
3人はこの洞窟から逃げようと試みる。
「あ"あああ！！！」
「っ！」
苦しそうにもがくメールは様々な所から
光線を出したりメアボールのせいか、
海の生物の敵までを作ってしまう。
その事に気付いたギララは足場を止める。
「っ、ギララ！何やってるの！」
「……2人は先行ってて」
「ギララ！っ！」
冬樹の目の前にはシャチの形をした敵が現れ、
ギララはライトセーバーを振ると一瞬で消えて爆発する。
「…早く逃げて。ここを放置してたら、
いつ外に出てもおかしくない。
この敵が入らないようにボクが食い止める。
だから、早く逃げて」
「っ！ギララ…！」
「…ギララ特技兵分隊！出動！」
─ピィーー！
ギララが笛を鳴らすとシルエットの部下4人が出てくる。
「…貴方達は…」
「皆、冬樹くんとモアちゃんを守って」
「「「「了解ですっ！」」」」
ギララが何をするのかすぐに察した部下たちは
敬礼をして冬樹とモアの背後に守るように立つ。
「早くっ！」
「冬樹さん…！」
「日向冬樹くんっ！早く逃げるんだ！」
「っ、うん…」
後を引き返すギララを冬樹は歯を食いしばり、
目に涙をためて外に出てしまった。
「っ、なんか…見たことある光景…」
キルルとの接戦もそうだった。
1人で戦ってギリギリだったがキルルを冬樹達の元へ行かせないことが出来た。
あの時のことをイマイチ覚えていないギララは
胸に手を当てて首を傾げる。
が、今はそれどころでは無かった。
「…やってやる」
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カレー - もう書かないのですか？ (7月15日 23時) (
レス) id: e28367385f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 窪庭瑠海さん» ご感想ありがとうございます。はい、おっしゃる通り、次の映画を執筆するのはケロロ対ケロロになります！ (2022年7月13日 19時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
窪庭瑠海 - とても良かったです。次はケロロ対ケロロですか？ (2022年7月13日 6時) (レス) id: 85da89b4cc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ガムさん» コメントありがとうございます。てゆーか、感謝感激！いつもこの小説を見てくれてとても嬉しいです。なんだか少し恥ずかしいですね笑この小説もアニメ沿いですと4シーズンに入ります。これからも見てくれると嬉しいです！ (2022年6月28日 14時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ガム - 先日コメントしたオリという者です！上手でうまい！それでいて実に素晴らしい！まさにGOOD & PERFECT！てゆーか完全無欠！＿＿まぁ茶番は置いといて文章、キャラ設定、イラストetc……Irobiさん語るには足りないです！これからも応援させていただきます！ (2022年6月27日 23時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年6月23日 0時
