Episode1585 ページ12
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「それで！姉ちゃんはどうなったの！？」
「あー？夏美殿はなんかしんないけどー。
アイツらのプリンセスになるみたい」
「なにィ！？プリンセスだと！？」
夏美が敵のプリンセスになることを話すと、
何を想像したのかは大体分かってはいるが、
ギロロは顔を真っ赤にしながら誰よりも1番に反応した。
「そう、プリンセス。 ……はっ！」
［この時、スターフルーツの滋養強壮を得たケロロ脳が高速回転した］
スターフルーツを食べていたお陰だったのか、
ケロロの頭がフル回転し、何かを思い付いた様子。
「軍曹？」
「おいケロロ、どうした？」
「ふふふふふ…。素晴らしい作戦を思い付いたであります。
ゲロゲロりんちょ」
ケロロの考えた作戦とは一体何なのか。
その作戦とはまだ不明だった。
_________
「あっ！あそこあそこ！」
「わぁ…随分と綺麗な所ですね」
ケロロの記憶を頼りに夏美がいる場所へ向かうと、
ようやく在処を見付けることが出来た。
そこはとても大きなドーム状のもの。
中に入ると本当に海底かと思うぐらいの
沢山の町で溢れ返っていたのだった。
「…おい、本当にやるのか？」
「ここまで来てやらないとか言わせないでありますよ！」
「着地します！しっかり捕まってください！」
あまり乗り気のないギロロの声だが、
ケロロはノリノリでやるつもりだ。
一体何をするのかはまだ不明だが。
モアの言葉通りに潜水艦に居る全員は
怪我をしないように椅子に捕まったり、ハシゴの棒を掴んだりした。
かなり大きな音を立てて着地したが無事誰も怪我していないようだ。
「そんじゃ、我輩行ってくるから、
我輩の合図と共にやって来てねー」
とケロロはすぐに潜水艦から出て行ってしまった。
「…それにしても思い切ったよね」
「ナッチーをプリンセスにさせない為に
まさかボク達がプリンセス候補として変装させるとは…。軍曹さん流石ですぅ…」
「ある意味流石だよ」
ディスりなのか褒め言葉なのか微妙なラインである。
モニターを見ればケロロが王子の家来だと思われる
宇宙人5人と交渉をしている。
真ん中のケロロ達と同じぐらいの体型の宇宙人は
腕を組んでジト目でケロロを見ていた。
恐らくあれがケロロの言っていたマールと呼ばれる人物だろう。
─「それでは参りましょう！
第1回！海の底プリンセスコンテスト！
エントリーナンバー1番！現代的な渋谷系女子高生から！」
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カレー - もう書かないのですか？ (7月15日 23時) (
レス) id: e28367385f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 窪庭瑠海さん» ご感想ありがとうございます。はい、おっしゃる通り、次の映画を執筆するのはケロロ対ケロロになります！ (2022年7月13日 19時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
窪庭瑠海 - とても良かったです。次はケロロ対ケロロですか？ (2022年7月13日 6時) (レス) id: 85da89b4cc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ガムさん» コメントありがとうございます。てゆーか、感謝感激！いつもこの小説を見てくれてとても嬉しいです。なんだか少し恥ずかしいですね笑この小説もアニメ沿いですと4シーズンに入ります。これからも見てくれると嬉しいです！ (2022年6月28日 14時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ガム - 先日コメントしたオリという者です！上手でうまい！それでいて実に素晴らしい！まさにGOOD & PERFECT！てゆーか完全無欠！＿＿まぁ茶番は置いといて文章、キャラ設定、イラストetc……Irobiさん語るには足りないです！これからも応援させていただきます！ (2022年6月27日 23時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年6月23日 0時
