なあ？ (ページ11)

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開けようとした手が止まってしまって思うように動けなくなった。

渡｢Aだよな、、？｣

3年ぶりに再開した翔太に対してどう接したらいいか分からないし、なんで今ここで出会うかな。

｢ひ、久しぶり、、、｣

渡｢ん、久しぶり、、てかなんでここいんの｣

「こっちのセリフですよ別にどこにいようがどうでもいいでしょ？」

渡｢いや、、、そう、だな、｣

｢うん｣

沈黙が続き、酔いも冷めたし私は煙草に火をつけた

渡｢まだ吸ってたん｣

｢うん。ずっとだよ。｣

彼が吸い始めてではじめたタバコ。

元々からの吸っていた銘柄でまだ変えられてない。

渡｢俺の初期に吸ってたやつじゃん。1本ちょうだい｣

そういい、いいとも言ってもないのに1本取りだし火をつけて一息つく。

渡｢んー。懐かしいね。タバコさよく貰い合いっこしてさ吸ってたよね。夜の公園でさ｣

｢そうだったっけ｣

渡｢忘れてないでしょそれ笑｣

じゃあ、こうすれば思い出せるかな

そういいと急に顔が近くなって

口が重なっていた。

渡｢まだ俺のこと好きでしょ？A｣

｢え、なんでそう思うの｣

渡｢えー。何となく笑こうしたら思い出せるかなって｣

そう言い煙草を吸殻に捨てた。

相変わらず変わってないじゃん

翔太は昔から吸うのが早かったから私より後に吸っても先にいつも吸い終わる。

急に現れてそんな事ばっかり言わないでよ。

そう主と急に涙が込み上げてきて

｢急に現れてさ本当なんなの？そうだよ！本当はずっと！」

深｢翔太ー、やっと来たあってあれ？Aと知り合いだった？笑
あー。お取り込み中だったかごめんねぇ笑ちょっとA借りるね｣

渡｢ふっか、まて｣

深｢やだー、だってAちゃん泣いてんじゃん｣

そう言うと私の腕を取り少し離れた公園へ向かう。

深｢ごめんねぇ、わら、大丈夫？｣