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だが、少しだけ浮かない顔をして「でもね…」と続けた。
「私は不老だけど不死じゃない。
…私だっていつか死ぬ時が来る。
…それでもいいの？」
Aは心配そうにツルギを見つめるが、ツルギは少しも迷わずに断言した。
「あぁ、構わない。死ぬまで一緒にいよう。」
そしてツルギはAの腕を引くと、強く抱き締めた。
Aもツルギの背中に腕を目一杯回す。
まるで久しぶりの再会を噛み締めるように。
どれくらいそうしていただろうか。
どちらからともなく身体を離すと、照れたようにはにかむA。
「あの、私帰るね！用事終わったし…」
「待て」
それと同時にツルギはAの左手をそっと取る。
驚くAをよそに、ツルギはその薬指に自分が普段つけてる紅い宝珠の指輪を通す。
「次に会うときまで、Aが持っていてくれ」
「…いいの？」
「もちろんだ。」
その時ふわりとAの髪が風に揺れる。
「ありがとう」
そう言ってAはツルギに心のこもった口づけをした。
唇が離れた瞬間、その場に強い風が吹き抜ける。
ツルギ達が見上げた空には、翼のように見える雲が流れていた。
300年越しの愛は to be continued ...
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くっきーー(ﾟﾚ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第３章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (
レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました！本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(ﾟﾚ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第３章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(ﾟﾚ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか？ (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くっきーー(ﾟﾚ゜) | 作成日時：2017年8月24日 17時
