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ラッキー「じゃあペガさんとも知り合いなのかっ?」
ラッキーはペガサスキュータマを取り出し、前のめりの体勢でAに聞いた。
「…ペガさん…?
…あぁ、聖獣のことね!知ってるよっ
なんだ、最近姿が見えないと思ったらあなたの所にいたんだぁ」
Aは細い指と整った爪でペガサスキュータマをコツンと軽く弾く。
ガル「なんか思ったより幼いガルな」
「みんなより年上だけどね〜?」
「…なぁA。」
突然、ツルギはそう言ってから神妙な面持ちになり黙ってしまった。
Aだけでなく、その場にいるラッキー達もツルギに注目する。
そしてツルギは深く息を吸って、意を決したように口を開いた。
「俺様は、あの戦いで不死身の力を失った。
今はただの人間だ。
…だからお前に1つ、頼みがある。」
「なに?」
「…俺様と
その言葉にAよりも、傍にいたラッキー達が驚く。
ラッキー「ええっ、マジかよ!」
ラプター「あわわっ、プロポーズ////」
ガル「びっくりじゃけん…」
スパーダ「まさに『なんてこった!』」
だが、一方のAはまるで想定内だと言わんばかりの落ち着きぶりでこう言った。
「…どうして私なの?」
そういたずらっ子のように片方の口角を上げながら、Aはツルギに聞き返す。
ツルギは面食らったように目を細めると、Aの隣に腰を下ろして言った。
「…俺様が命尽きる時、Aに傍にいて欲しいと思ったからだ。
だが、これからまたドン・アルマゲとの戦いが始まる。
…だから言うなら今しか無い気がしてな。」
ラッキー達は二人のやりとりを固唾を飲んで見守る。
「…分かったよ、ツルギ」
Aはツルギの手を取ると、その細い指を絡める。
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くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第3章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました!本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第3章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか? (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くっきーー(゚レ゜) | 作成日時:2017年8月24日 17時