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★《不死鳥の終焉は》鳳 ツルギ ページ47

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街中での戦闘中。





ダイカーンは居ないが、今までに見たことがないくらい大量に現れたインダベー。





それらに苦戦するツルギ、ラッキー、ガル、ラプター、スパーダの5人。







倒しても倒しても埒が明かない戦いに、だんだんと圧倒されていく5人。






不意を突かれて取り抑えられてしまったツルギ。






ツルギ「…ぐっ…!」





ラッキー「ツルギっ!」









その瞬間、蒼白い色を纏った風が吹き荒れた。





その場に、どこからか勇ましい馬のいななきが響く。






その風の中にいる “ 何か ” はあっという間にそこにいたインダベーを全て撃破していた。








呆気にとられるラッキー達の中で、唯一目を輝かせているツルギ。








風がピタリと止むと、“ 何か ” はツルギの前に降り立つ。









「ジャークマターがツルギが起きたって騒いでたから会いにきたの♪

久しぶりね、ツルギ」





透き通る程に純白の髪と澄んだ琥珀色の瞳。



彼女の両耳に揺れるのは翼を象った耳飾り。







その姿に奇抜さは一欠片もなく、洗練された美しさを纏っている。








スパーダ「えっと、あなたは…?」







口を開くのも躊躇われるほど異世界のような空気の中、スパーダが思い切って口火を切った。







Aはそこで初めてツルギ以外の人物を視界に入れるかのように、4人の顔を見る。






そして小さくふっと笑いながら、鈴のように響く声で答えた。







「私はペガサス座系出身のA。

ツルギとは300年以上前から知り合いで、共にアルマゲと戦った仲間なの。」





一見すると20歳前後の出で立ちのA。



それなのにこの外見で少なくとも300歳以上生きているとは、ラッキー達には信じがたかった。






ラプター「では、Aさんも88星座系の戦士なのですか…?」






ツルギ「あぁ、そうだ。

Aはこの姿のままでも十分な戦力だが、
ここから翼が生えた有翼人型、
白馬に翼が生えたペガサス姿になることができる。

飛行能力が無い俺様や仲間を乗せて、よく空を縦横無尽に駆けながら戦ったものだ。」





ツルギはAの華奢な肩に手を回し、抱き寄せながら言った。






「すなわち、俺様の伝説の相棒ってワケだ。」ギュッ






「…まぁ、そーゆーコト♪」サッ









Aは嬉しそうな表情を隠すかのように、ツルギの手を振り払いながら近くのベンチに座った。

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くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第3章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました!本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第3章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか? (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くっきーー(゚レ゜) | 作成日時:2017年8月24日 17時

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