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★《ケーキよりも甘いのは?》チェイス ページ45

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今日はチェイスと付き合って1周年の記念日。


私の家でお祝いのディナー(と呼べる程すごい料理は作れないが…)をしていた。






ご馳走さま、と二人で言って片付けをしようと思った時。








チェイスはおもむろに立ち上がり、冷蔵庫に向かっていった。









「チェイス…?」









いつの間に入れていたのか、チェイスは1つのお皿を取り出した。









「…ケーキだ。

作ってみたんだが…あまり上手く出来なかった…。」








そこにはラップがかけられた、二人分の小さなホールケーキがあった。






白い生クリームの上に敷き詰められた色とりどりのフルーツ。







チェイス自身は失敗したと思っているようだが、見た目は市販のものと何ら遜色ないクオリティだ。







「いやいや、これのどこが失敗なのっ!?

てゆーか、チェイスって料理できたっけ?」








「いや、調べながら作ったんだ。

だが…」









そう言って、また申し訳なさそうな表情になるチェイス。






そんなチェイスに、Aはすかさず肩に手を置いてストップをかける。








「まぁまぁ!

本当に上手く出来てないかどうかは私が決めるから!」







そう言ってチェイスにお皿を置くように促す。









「さっ、食べよ食べよ♪」









甘いものは別腹とよく言ったもので、さっき夕飯を済ませたばかりでも、既にケーキを食べる気満々のA。









Aはホールケーキを6等分に切り分けると、それぞれのお皿に移す。









「じゃあ、まず私からね…

では、いただきまーすっ♪」







そう言ってパクリと頬張るAを心配そうに見つめるチェイス。







Aはそんなチェイスの目をしっかりと見つめ返すと、満面の笑みでこう言った。









「んーっ、めちゃくちゃ美味しいっ!」









その屈託のない真っ直ぐな笑顔に、チェイスはようやく少し自信が持てた。

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くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第3章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました!本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第3章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか? (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くっきーー(゚レ゜) | 作成日時:2017年8月24日 17時

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