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★《心の中にいつも》ジョー・ギブケン ページ43

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買い物の帰り道。



数メートル先を歩いていたサラリーマン風な人が突然倒れた。







「ちょっと!大丈夫ですかっ?」







慌てて駆け寄ると、その人は“ 人 ”では無かった。



本能的に危険を感じて離れようとした瞬間、頭に強い衝撃が走った。








そこで私は気を失ってしまった。









次に目が覚めた時、私は知らない場所にいた。








それも、身動きの取れない状態で。









周りにはいつもジョー達が戦っている怪人…ゴーミン?だかがうようよと私を取り囲むように立っている。








私みたいな一般人を誘拐して、一体何の得があるのだろう…。






危険な状況だというのに、どこか落ち着いた様子のA。






自分でも何故だか分からないが、悲観的にならないだけマシか…と思っていた。








辺りはもう夜なのだろう。



廃工場の窓からは月明かりが僅かに射し込んでいる。








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そんなことを考えていた瞬間。








ガシャァン!と耳をつんざくような大きな音が鳴り響いた。








内側から施錠された扉を蹴破る人物。








…助けに来てくれたって、期待していいよね?







その音の方に目を向けると、土煙に浮かぶ人影が見えた。









青いレザージャケットと風に靡く結われた長い髪。








月明かりに照らされたシルエットだけで、その期待は確信に変わる。








「お前らか、俺のお嬢さんを拐ったのは…」







重い前髪の隙間から、鋭い眼光がゴーミン達を捉える。








その視線に怯んだゴーミン達は一歩後退りする。







カチャリと剣を握り直す音と共に、ジョーは低く響く声で言った。









「全員ここでぶった切るッ」









その言葉を言い終わると同時に、走り出すジョー。









彼にとっては雑魚しかいないこの空間。






ゴーミン達が片付けられるのは、思ったよりもあっという間だった。





「…ったく…大丈夫か?」






ジョーは無傷な私の姿をみると、少しだけ呆れたように1つ息を吐いてから手足を縛っていた縄を解いてくれた。





「ありがとう、ジョー」






「全く…余計な心配かけさせんな」





「余計って何よ〜

普段からたいして心配してないでしょ?」







グイッッ







私がそう言った瞬間、ジョーに腕を強く引かれ乱暴に抱き締められる。

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くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第3章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました!本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第3章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか? (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くっきーー(゚レ゜) | 作成日時:2017年8月24日 17時

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