■特撮 短編集■2

★《譲れない想い》ツルギ & ラッキー ページ21

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今日はキュウレンジャーのみんなでチキュウの夏祭りに来た。




小太郎から夏祭りには“ 浴衣 ”が必須だと教えられ、みんなそれぞれに好きな浴衣を着ている。





大きな公園の中とそれに繋がる道路に数多くの屋台が立ち並んでいる。




公園の真ん中には大きな楼が建っており、そこから四方八方に吊るされた提灯は夜空に輝いてとても綺麗だ。








ラッキー「これがチキュウの夏祭りってやつかぁ〜」






ハミィ「キタコレっ！ちょー楽しそうっ♪

ねぇスパーダ、あれ食べに行こ！」






スパーダ「“ 特製ソース焼きそば ”…？

よし！僕も宇宙１のシェフとして研究しなきゃねっ♪

行くよ、チャンプ！」





チャンプ「えぇ、我輩もかぁ？

相棒、お前も行くぞ」






スティンガー「…仕方ない…」







初めての夏祭りにハイテンションではしゃぐハミィと、チキュウ料理の研究に意気込むスパーダ。

そして巻き込まれたチャンプと、道連れにされたスティンガーも彼らについていった。








小太郎「ねぇラプター！射的で勝負しよ！」





ラプター「は、はいっ！私、負けませんよっ」




ショウ「んじゃ、僕ちんも混ぜてもらおうかなぁ♪」





こちらはチキュウ人である小太郎に連れられていくラプターと司令。


ラプターが後に、収拾がつかなくなって困るのは言わずもがなである。






バランス「ねぇねぇ、ナーガ！

僕たちは何するぅ？」




ナーガ「…分からない」




ガル「だったら俺と一緒に来いガル！
小太郎からいろいろ聞いてあるガル。」




バランス「シクヨロでぇす☆」






初めての場所に戸惑うBN団と、二人をノリノリで先導していくガル。






ガル「ラッキー！お前はどうするガル？」





ガルは依然としてその場から離れないラッキーに声をかけた。





ラッキー「俺はAとまわる。

みんなで楽しんでくれ！」







ガル「分かったガル！

じゃあまた後でな」








そう言って片手を上げたガルに、手を振り返すラッキー。









公園の入り口からみんなを見送ったAとラッキーは、騒がしい人混みの中に消えて行った…。

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