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★《居場所を創る》鳳 ツルギ ページ16

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家族も周りの友人もジャークマターによって失った少女、A。



旅の途中でツルギに出会い、一緒に行動し始めた頃のお話。





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「おかえり、ツルギ!」


「ただいま、A」




任務が終わってボイジャーに帰ってきたツルギと、それを迎えるA。





「それ、土産だ」





そう言って手渡された小さな箱。


その箱を開けると、そこには星と翼が特徴的なネックレスが輝いていた。





「これ…っ!どうして?」





ツルギからのプレゼントは、この前Aが雑誌を読んでいる時に見つけたものだ。



いつか欲しいと思って、ページの端を折りこんである。



誰もいない部屋だったし、その雑誌はもう仕舞ってあるのに…





「俺様を誰だと思ってるんだ?

伝説の男だぞ?

Aのことならなんでも分かるさ。」






Aの疑問を感じとってそう得意気に話すツルギと、反対に、Aの瞳にはうっすらと涙が溜まっている。




そんな彼女を見て、ツルギはそっとAを抱き締めた。




「Aに“ 居場所 ”が無いなら、
俺様がAの“ 居場所 ”になってやる。


何があっても、ここに帰ってこい。」





「…いいの?」





ツルギがそう言うと、腕の中で心配そうに顔を上げるA。






「当たり前だ。」





そう言いきるツルギに、Aは落ちそうになる涙を我慢しながらキスをした。






背伸びが終わってストンと腕の中に戻るAに、今度はツルギがキスを落とす。






ツルギはAが持っている箱からネックレスを取り出すと、Aの髪を優しく持ち上げ、ネックレスを付けてあげた。







そのネックレスを嬉しそうに眺めるAと、そんなAをみて微笑むツルギ。









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「…好き」
「何か言ったか?」
「好きって言ったの」
「知ってる」






君がいるから “ 居場所 ” になる。







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★《ひとひらの涙》檀 黎斗→←・



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くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第3章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました!本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第3章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか? (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くっきーー(゚レ゜) | 作成日時:2017年8月24日 17時

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