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「えぇ、昔からずっと。」
「やっぱりかぁ〜…」
「ん、なんでですか?」
「いや、なんとなくなんだけどさ?
……たまには息抜きしなね」
「…ご心配ありがとうございます
でも私なら大丈夫ですよ?」
「ほら、そこだって」
「え?」
「男勝りと我慢は全っ然違うからね?
あんまり無理ばっかしてると、いつかAちゃんが倒れちゃうよ?」
「…真面目な話なんて先輩にしては珍しいですね」
「茶化してもいいけど、ホントだよ?
医者は身体が資本なんだから。」
「……はい。」
「分かったら、たまには “貴利矢先輩” に頼ってね?」
あざとく首をコテンと傾げる貴利矢に、Aは少し胸がキュンとなる。
「…はいっ」
そう笑って頷くAに、貴利矢もつられて笑う。
いつの間にか二人のコーヒーカップは空になっていた。
休憩時間の終わりを告げるかのように。
★《居場所を創る》鳳 ツルギ→←●《たまには自分と》九条 貴利矢
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くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第3章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました!本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第3章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(゚レ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか? (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くっきーー(゚レ゜) | 作成日時:2017年8月24日 17時