風魔小太郎の戦記 (ページ7)

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7話ページ7

眩しい光が差し込む。

風「んぅ…」
重たい瞼を開ける
足に力を入れ、立ち上がる
そして昨日の話を思い出す。

風「早く行かねば」
入り組んだパイプを跳び、雄英高校に向かう。
まだ早朝らしく、学生のがちらほらと見える。

そう見ているうちに、あっという間に目的地まで着いてしまった。
そこには包帯ぐるぐる巻きだった人がいた。

此方に気づいたらしく、目線を合わせる。

相「よく来たな、付いて来い。」
そう云うと、大きな門をくぐった。

根「やあ！よく来てくれたね！」
風「わっ」
足元を見ると昨日の根津がいた。
後少しで踏むところだった。

根「唐突で悪いけど我が校の制服とヒーロー服を着て欲しい！」
風「ヒーロー服？これでは駄目なのですか？」
サイズはあって居ないが

根「動きづらそうだけど」
風「…まぁ、確かに」
個室に入ると制服と今着ている服とそっくりな服があった。

風「一晩で…」
制服を着るとピッタリだった

風「あの、何でここまでサイズがピッタリなんでしょうか。」
扉を開けるとまさに無と云う表情の二人がいた。

風「あの…」
何も答えない
風「……」
風(なんでしょうか、この寒気は…)