5話 ページ5
風「……」
あの後、場所を雄英高校の校長室に案内された。
正直、学校と云うよりはビルに近い。
根「済まないね、待たせてしまって!」
勢いよく扉が開いた。
後ろには包帯ぐるぐる巻きの男性がいた。
風(一体何があったんだ!)
お茶が出された後、その二人が小太郎の前に座った。
根「君に入って貰いたい理由は簡単だ、その力をこの世界で使わないかい?」
風「この…世界…」
情報収集で、この世界は8割が個性と云う力が人に有るらしい。
当然この力を使って悪業をする者もいるだろう。
しかし、小太郎の場合この力は個性ではない。
そんな事がバレたら必ず小太郎は危険視、または貴重な実験台となるだろう。
しかし、この案件に可能性は有る。
風「分かりました。しかし条件があります。」
根「何かな?」
風「一つ目、僕の生活費はそちらが何とかして下さい。二つ目、僕の個人的な情報は誰にも話さない事。以上のことをのんで下されば僕は貴方達に協力しましょう。」
ほんの少し、沈黙が続いたが直ぐに終わった。
根「そんな事ならお安い御用さ!では後日、またここに来てくれるかな?」
風「ええ」
こうして、風魔小太郎は雄英高校に入学することとなった。
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作者名:紅羽 | 作成日時:2018年4月16日 7時