目に映る真実 ページ29
「Aは空っぽだ。だから作りやすい、先生も上手くいったって喜んでたぜ。」
「あいつは空っぽなんかじゃねぇ。」
「自分が満たしてやったとでも言うのか？」
違う、おれはただ、あいつに居場所を与えてやっただけだ。
今まで何もかも持っていなかったAが自分で手に入れられるように。
「Aに会わせろ。」
死柄木は呆れたように肩をすくめて、奥へと続く扉を開けた。
部屋は暗く、ほとんど何も見えなかった。
ただ、暗いその空間の中で赤い光が2つ揺らめいた。
目が慣れてくると、誰かが椅子に座っているのが見えてきた。
「A……？」
俺が声を出すと、ゆっくりと顔を動かした。
半分ほど人の姿を残したそれは間違いなくAだ。
掴めば折れてしまいそうなその腕は、右腕だけ何倍にも大きくなり、綺麗な顔も半分以上、人ならざる者の形を見せている。
「Aっ……」
近づいても顔をこっちに向けるだけで、それ以上動こうとはしない。
椅子の前に膝をつき、変化の少ない左手に触れた。
「なんで、こんなことしやがった……俺なんかのために………」
思い静寂が俺にのしかかる。
『ち、さ…さん』
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愛夢(プロフ) - 次の死柄木のヤンデレの小説です (11月16日 4時) (
レス) id: b15aa765c4 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - パスワードがかかってるんですけど見れませんか？ (11月16日 4時) (レス) @page32 id: b15aa765c4 (このIDを非表示/違反報告)
青のり(プロフ) - らる@盃さん» ありがとうございます。検討します。 (2019年2月9日 22時) (レス) id: 687cc75f87 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - とても面白かったです！次回作のメインは死柄木弔のヤンデレがいいです(^^) (2019年2月8日 7時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
青のり(プロフ) - skyさん» いつも通り、中途半端ですいません。次回作については、まだ書くとも決めていないです…ありがとうございました (2019年2月7日 23時) (レス) id: 687cc75f87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青のり | 作成日時：2019年1月3日 9時
