伝えることの大切さ S.Nakamura_02 ページ5
『ただいま〜』
今日は仕事が早く終わると聞いていたからそれに合わせてご飯の準備をして瞬くんを待っていた。
「おかえり、今ご飯温めるね」
『めっちゃいい匂いするや〜ん、楽しみやわ〜』
私がキッチンに立って準備をしていると手を洗いに向かう瞬くん。
洗面所から鼻歌が聞こえてきて機嫌がいいことがわかる。
「今日ね、ハンバーグにしてみた」
『え！嬉しい！俺Aちゃんの作ったハンバーグがいっちゃん好きやねん」
まだ付き合い始めて先輩後輩が抜けなかった時、くんとちゃん付けでお互いを呼び合おうと提案してくれたのは瞬くんだった。
それからあっという間に敬語もなくなって恋人同士になる空気も作れた。
「今日は何のライブだったの？」
『今日は神保町が3ステのチーノライブかな』
そのライブ名を聞いて今日の記憶が蘇る。
確か今日もその女芸人がいたはず。
「そっか、楽しかった？」
『うん、めっちゃウケたし最高だった』
話を聞いて一緒に喜びたいはずなのにどうしても頭に出てくるのはあの時の写真で。
また胸の中にある暗い感情が出てこようとする。
『どうしたん？悲しそうな顔して』
「ん？何でもないよ」
『ホンマに？』
「うん！大丈夫！あ、私お風呂沸かしてくるわ！」
私は瞬くんの顔が見れなくて慌てて席を立つ。
お風呂の掃除をしながらどうしてもあの画像のことが浮かんできてしまってついため息が出てしまう。
あんりに言われたけどやっぱり何も言わないほうがいいよね。
芸人が芸人に嫉妬するとかありえないし。
掃除が終わって風呂場を出ようと扉を開けると目の前に瞬くんが立っていてびっくりする。
「わぁ！びっくりした...」
『ため息ついてたやん...やっぱりなんか隠しているやろ』
「何もないってば...気にしすぎだよ」
『あかん、一回こっち来て』
私は瞬くんに手を掴まれてそのままソファに二人で並んで座る。
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みく(プロフ) - リクエストお願い致します。麒麟の川島さんと博多大吉さんと主人公の奪い合いをする話とか出来ますでしょうか？ (4月28日 12時) (
レス) id: 3ae5b38b40 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - その前の話の続きみたいな感じで、3人(それぞれ)と付き合えた時の話お願いします！1人が付き合えた時の2人はショックとか落ち込んでたりとか…笑 (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - またリクさせてください！ (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - ぎゃあ！すきです！！ (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - ミサキさん» この度はリクエストいただきありがとうございます！ちょっとコメディ寄りですがお話書いてみました！よろしくお願いします！ (4月26日 21時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2024年3月11日 20時
