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ヤ『Aさん！！！』
出番もそこそこに空き時間にスマホをいじってると目の前にヤスが立っていた。
腕を組んで立っていてどこか機嫌も悪そう。
「なんやねん、」
ヤ『今日！俺！何にも誘われてない！』
「え？」
ヤ『なかるてぃんはメシに連れて行って、しゅんさんはタバコ一緒に吸ってて、俺だけ！何もない！』
確かに2人とは食事に行ったり過ごす時間はあったけどヤスとは今日はまだなかったことを思い出す。
まあ、2人だけってのも可哀想だしヤスも一緒にどこか行くか。
「じゃあ、コーヒー買いに行こう」
ヤ『はい、行きましょ！誰にも邪魔されないうちに！早く早く！』
ヤスは私の肩に手を置いて急かすように押してくる。
サラッと嫌な気持ちにならないようにこういう事ができるのがヤスなんだよなー。
コーヒーショップに着くと少し人が並んでいて私たちもその後ろに並ぶ。
するとヤスがゴソゴソとポケットを探っていた。
ヤ『Aさん、今日は俺が奢りますよ』
ヤスの手にはファンの子から貰ったであろうプリペイドカードが握られていた。
いやいや流石にそれを使わせるわけにはいかない。
「それはヤスに使って欲しくてファンの子が送ってくれたものなんやから1人の時に使い」
ヤ『えー、好きな子には奢りたいんですよ』
「先輩が後輩に奢るもんやから、ほらしまい」
私がそう言うとヤスは不満そうな顔をしながらもカードを財布にしまってくれた。
素直に言うことを聞いてくれるところはヤスのいいところだと思う。
ヤ『...Aさんは優しすぎるんですよ、マジで』
「何が？」
ヤ『俺のこともファンの子のことも傷つけないようなことばっかりしてくれるから...何も言えなくなる』
「ふふ、でもそうするのはヤスがいい奴やからやで」
ヤ『え、』
「ヤスやからすんの、こういうのは」
そう話すとヤスはびっくりした顔をした後に視線を逸らして頭を掻く。
あー、これは照れてる時のヤスやな。
「ほら、飲みたいやつ言って」
ヤ『...ありがとうございます』
2人で注文したコーヒーを手に持って劇場に戻った。
その間ヤスは珍しく静かにコーヒーを片手に一緒に歩いているだけだった。
--------------
ヤ『マジでAさん難しすぎる...』
し『ヤスでもうまくいかんのにどうしたらええねん...』
な『それなのに好きとか言ってくるから...』
ヤ・し・な『でも必ず俺がAさんと付き合うんや(付き合います)！！』
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みく(プロフ) - リクエストお願い致します。麒麟の川島さんと博多大吉さんと主人公の奪い合いをする話とか出来ますでしょうか？ (4月28日 12時) (
レス) id: 3ae5b38b40 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - その前の話の続きみたいな感じで、3人(それぞれ)と付き合えた時の話お願いします！1人が付き合えた時の2人はショックとか落ち込んでたりとか…笑 (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - またリクさせてください！ (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - ぎゃあ！すきです！！ (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - ミサキさん» この度はリクエストいただきありがとうございます！ちょっとコメディ寄りですがお話書いてみました！よろしくお願いします！ (4月26日 21時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2024年3月11日 20時
