待つということ T.Kuruma_01 ページ23
「直樹、今日って何の日だか覚えてる？」
『...ごめん、覚えてない』
直樹と付き合ってもうすぐで1年。
今日は付き合って1年の記念日で奇跡的に直樹の休みも重なって浮かれた気持ちでお家に遊びに来たのに。
「いつもそうだよね、私が気づいてばかり」
『...ごめん』
直樹のことは理解しているつもりだった。
だから今までデートで遅刻してきても何でも全部許してきた。
「もう、無理かもしれない」
『、、A！』
私は怒りと悲しみの感情がぐちゃぐちゃになって思わず家を飛び出していた。
あんなにさっきまで楽しかったのにな。
だってこんなに洋服を整えてもメイクを頑張っても彼は気づくこともないし。
デートの日だって必ず遅れてくる。
私だけが楽しみにしているだけだったのかもしれない。
「今日は家に帰りたくないな...」
そんなこと思って家に帰る気にはならずに私は駅前のネカフェに向かった。
適当に朝まで時間を潰して次の日も仕事だから渋々帰ることにした。
ネカフェにいる間もスマホがずっと通知が来ていたけど途中からそれも煩わしくて電源を消していた。
「うわぁ...」
スマホの電源を入れると夜に来ていた以上の大量の通知が来ていた。
でも私はあえてそれらには返事をせずスマホを閉じた。
いいんだ、そうやって後悔すればいい。
たまには私が振り回したって罰は当たらないでしょ。
家に着くと私は急いでシャワーを浴びて着替えを済ませ仕事に向かった。
待つということ T.Kuruma_02→←寂しい気持ちは置いといて N.Niyama_02
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みく(プロフ) - リクエストお願い致します。麒麟の川島さんと博多大吉さんと主人公の奪い合いをする話とか出来ますでしょうか？ (4月28日 12時) (
レス) id: 3ae5b38b40 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - その前の話の続きみたいな感じで、3人(それぞれ)と付き合えた時の話お願いします！1人が付き合えた時の2人はショックとか落ち込んでたりとか…笑 (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - またリクさせてください！ (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - ぎゃあ！すきです！！ (4月27日 2時) (レス) id: 6e6c533307 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - ミサキさん» この度はリクエストいただきありがとうございます！ちょっとコメディ寄りですがお話書いてみました！よろしくお願いします！ (4月26日 21時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2024年3月11日 20時
