Sweet alcohol S.Nishimura_02_★ ページ42
く「やっと来てくれた〜〜！Aさんまじ救世主！」
くるまに着いたよー、と連絡を送ったら一箇所個室の襖が開いてから
キョロキョロする姿が見えて急いで向かう。
入ると同時にありがたや〜なんてくるまに崇められて戸惑いしかないけど
近くには突っ伏してテーブルで寝ている真二がいた。
「...何これ、どういうこと？」
くるまに尋ねるといやーそのーなんと言うかー、なんて言いながらごにょごにょ話していてよく聞こえない。
...なんだこれ。
とりあえず話を聞くために席に腰を下ろす。
「まあいいや、くるまもめんどくさいのに絡まれたね〜、笑」
く「そうなんですよ〜でもAさんにも責任ありますよ」
「えっ？なんで？」
く「今日西村のアニキからの誘い断りませんでした？」
「あー...そうねー体調良くなかったから...」
く「え、そうだったんですか？呼んじゃってすいません」
「ううん、それは全然いいよ、笑」
寝ている真二を置いてしばらくくるまと話していると急にむくっと大きな体が起き上がって目があう。
寝起きだからか少しの間ぼーっとしていたがハッと気づいたのか大きな目がさらに見開く。
『あれ、なんでいるの』
「ん？くるまに呼ばれて来たら真二が寝てた、笑」
『ふーん...』
そう言うと私の腕を掴んで立ち上がろうとする。
「ちょっ、」
私は慌ててさっきくるまと話がてらちらっと見た伝票の金額を思い出して
その分だけ財布から取り出しテーブルに置いて上着と荷物を持つ。
明らかに内容がほぼ酒だったのだけ気がかりだけど...。
真二に引っ張られる私に向かってAさんごゴチです〜、なんてくるまの陽気な声が聞こえたけど
そんなこともお構い無しに腕の力は強くずんずんと店の外に引っ張られる。
「そんなに引っ張らないでよ」
『うるさい、』
「...せっかく迎えに来てあげたのに」
『....』
実家に帰省した時の甥っ子に駄々をこねられた姿と重なって思わず吹き出しそうになるけど
そんなことしたら怒りそうだったから私は黙って彼が繋ぐ手に静かに指を絡めた。
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ひより(プロフ) - コメント失礼します！主様のお話が大好きでいつも楽しく何度も読み返しております。もしよろしければvol.5のパスワードを教えていただきたいです🙇♀️よろしくお願いします！ (1月6日 16時) (
レス) id: 2c20052123 (このIDを非表示/違反報告)
かき(プロフ) - コメント失礼します。リクエストでマユリカ阪本さんお願い致します！ (2023年3月21日 20時) (レス) id: bedcd72498 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - ロッテグラスさん» リクエストいただきありがとうございました...！個人的に話の続きを書いてみたくなったのでまたどこかのタイミングで書かせていただきます！ (2023年3月16日 23時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ。。 - もと、�爐砲鵑犬鶚瓩任后�💦 (2023年3月8日 22時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ。。 - まるまるさん» 最高でした✨あの、、立て続けに申し訳ないのですが、リクエストでなにわスワンキーズの前田さんでお話かけますか？お願いします🥺🙇♀️ (2023年3月8日 22時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年9月4日 2時
