Cigarette smoke (ページ5)

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酔っ払いページ5

晋太郎ちょっと収録長引いて今日は家に寄れないです....すいません....

A大丈夫だよ～ちゃんと休める時に休んでね～

「ふうー、」

仕事が終わってスマホを開いたら晋太郎からメッセージが来ていて

今日も収録が長引くから会えない連絡が来ていた。

私に気遣ってか彼が必ず大阪にいるときは家に来れるか連絡してくれる。

今まで以上に売れっ子になっていく恋人のことは先輩としても彼女としても嬉しいけど、

「だいぶ会ってない気がするなー...」

やっぱり寂しいな...とは思うけど仕事を頑張っている本人に直接言おうとは思わない。

「お疲れ～ってどうしたの？そんなスマホとにらめっこして、笑」

同じく仕事が終わった真美が私のスマホを覗き込んでくる。

「真美～今日付き合って～涙」

「ふふ、何があったんだか知らないけどいいよ～」

やっぱりこうやって相談できる親友がいるのは本当にありがたい。

「よかった～、一人寂しく飲むところでした、笑」

「え？今日モリシ来るんじゃないの？」

「ん！」

私がスマホのタイムラインを真美に見せる。

「あー、なるほどね....で寂しくて私に付き合ってほしいと、」

「.......うん」

「よし、このままデパ地下行ってお酒もたくさん買ってお邪魔してもいいですか？」

「うん！」

「あなた、うん以外喋れなくなったの、笑」

「大好きだよ～真美～」

「はいはい」

私たちはスタッフの時の洋服から私服に着替えてデパ地下に向かって

ちょっと高めのお惣菜なんかも買っちゃって

私の家の近くのコンビニに行ってお酒も大量に買って家に帰って来た。

「お邪魔します～」

「どうぞどうそ～だいぶ散らかってるけど、笑」

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プシュ

プシュ

「では、お手を拝借しまして、」

「「かんぱーい」」

「はあ～うま～い！！！」

「仕事終わりのお酒は格別ですね～Aさん！」

「今日は全部飲む勢いで飲みまくります」

「彼氏に会えない寂しさを酒で埋めるな、笑」

「だって～！」

「素直に寂しいって言ってみたらいいじゃんか」

「いやいや、元々先輩だったしそんな弱音みたいこと言えないよ」

「そう？モリシ的には嬉しいんじゃない？彼女が甘えてくれるの」

「うーん、、、そうかな～」

そのあとも私はたくさんお酒を飲んで記憶も曖昧になってきて疲れもあっていつの間にか眠ってしまった。