年上彼氏 S.Okuda_03_★ ページ9
「あ、ありがとうございます...」
『慣れないもん履いてるんやから気いつけな』
そう言って腕をとる手を離さずに今度は修二さんの腕に私の手を巻きつけるようにひかれた。
『これやったら転ばんやろ？』
そう腕を組む体勢になるからさっきより距離が近くてドキドキする。
「はい...」
私は恥ずかしさと距離が近い嬉しさが混ざり合ってそれ以上何も言えなかった。
『おっ...人いっぱいいるなー』
そこにはたくさんの屋台が並んでいてもちろんお祭りを楽しむ人が多く押し寄せていた。
さすがにバレるとまずいよな...。
私は修二さんの腕から手を離すとすごい勢いで振り向かれて
『えっなんで離すねん』
「いやマスクしてるとはいえ腕を組んだままはマズイですよ！」
『こんな人おってはぐれる方が危ないねんから腕は組んどかなー、それか...』
組んでいた腕が今度は私の腰に回ってくる。
「ちょっちょっと...！」
『これやったらさっきよりくっついてるしはぐれへんと思うねんけど』
「もう...！」
私は腰に回された腕を強引に戻して腕を組む。
「まだこっちの方がいいです！」
『え〜！俺はさっきの方がよかったんけどな〜』
「あっ！私りんご飴食べたいです！」
修二さんの言葉は聞かないふりしてそそくさと屋台の方に進む。
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一通り屋台を見てたこ焼きやクレープを買って食べたりヨーヨー釣りを二人でやってみたり
短い時間でも久しぶりに外でデートもできた。
そんな風に過ごす時間はあっという間で浴衣は明日返せばいいみたいで私たちは修二さんの家へと帰った。
「はぁ〜！楽しかった！」
『そうやな〜』
「今日は本当に何から何までありがとうございました！」
『いやいや、彼女が喜ぶことするん当たり前やろ』
そっぽを向いてそんなことを言う修二さん。
「...本当に修二さんには勝てないですね」
『え？何が勝てへんの？』
「いつも私が喜ぶことばっかり言ってくれるし...私は全然修二さんにお返しできてないのに」
『充分してくれてるやろ...俺のわがまま全部付き合ってくれるし』
そう言って引き寄せらてすっぽり胸の中におさまる。
『今日もびっくりするぐらいかわいいし...正直他の奴にあんまり見せたくなかったわ』
そう言われてパッと離れたかと思ったら唇に柔らかい感触が伝わってくる。
『ごめん、もう余裕ない』
そう告げるのと同時にゆっくりソファーに押し倒された__。
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まるまる(プロフ) - まゆゆんさん» お返事遅くなってしまってすいません！自分なりに日常系の甘々で多田さんのお話を作ってみました！よろしければVol.4の方で読んでみてください😊 (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆん - リクエストすみません💦トット多田さんで甘々なカップルの日常ってかけますか？お願いします🙏🥺 (2022年8月31日 11時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 高比良さん書いてくれてありがとうございました！！なおき優しすぎ！めっちゃよかったです♡ (2022年8月25日 4時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - しほさん» リクエストいただきありがとうございました！甘々具合が微妙になってしまったのですが読んでいただけると嬉しいです🙇♀ (2022年8月25日 1時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - リクエスト失礼します。ひたすら甘々で主人公のことが大好きすぎる令和ロマンくるまさんの話が読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年8月21日 23時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年7月14日 1時
