覚えててよ Lily_01 ページ4
「もう将企なんて大っ嫌い...！」
「熊元！荒川！メシ！付き合って」
楽屋にいた熊元と荒川を無理やりひきづって楽屋を出る。
「ちょちょっとAさん！」
「リリーさんも忙しくてそれどころやなかったんとちゃいますか...？」
「何？あいつの肩を持つ訳？」
「い、いや...」
何も悪くない熊元に思わず凄んでしまった。
「...ごめんな」
嫌やったら帰っていいと言っても二人はなんだかんだ一緒に飲みに来てくれた。
遡ること数時間前...
「リリーさんってお誕生日お祝いしてくれるんですか？」
「あー...どうだろうねー」
「さすがのクールなリリーさんでもお祝いしてくれるんじゃないですか〜！」
リリーもとい将企と付き合ってもうすぐ1年が経とうとしている。
そして私の誕生日まであと数日。
さすがの将企とはいえ私の誕生日はお祝いしてくれるよね...？
なんなら私は将企の誕生日に手料理作ってプレゼントも渡したし...。
そんな風に期待してたのに
「あっ！リリーさん！」
『ん？なんや荒川』
「リリーさんAさんの誕生日プレゼント何にするんですか？」
『え？誕生日？』
頭にハテナが浮かんでいる顔をしている将企。
「えっ？リリーさんもしかしてAさんの誕生日覚えてなかったんですか？！」
荒川の大きな声が今日に限って私の頭の中で反復する。
「ちょ！荒川！」
「あっ...」
「ねえ将企、」
「私の誕生日覚えてなかったの？」
『えっあっ..お、おん....ごめ「信じられない！」
「私は将企の誕生日覚えてお祝いしたじゃない！」
「記念日までは覚えてなくてもいいよ！でも私の誕生日ぐらいは...」
『...そんなにキレられなきゃいけないことなん？』
「はっ？」
『俺が悪かったかもしれんけどそこまでキレる必要あるんかって聞いてんねん」
「...信じらんない」
『はぁ...めんどくさ...』
次の瞬間私の中の何かが切れた。
「もう将企なんて大っ嫌い...！」
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「今回ばかりは絶対に私は悪くないから...！」
「将企が謝るまで話も聞かないし連絡もしないんだから...」
そう言ってビールを一気に流し込んだ__。
覚えててよ Lily_02→←半分ずつ分け合いたい S.Moriyama_03_★
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まるまる(プロフ) - まゆゆんさん» お返事遅くなってしまってすいません！自分なりに日常系の甘々で多田さんのお話を作ってみました！よろしければVol.4の方で読んでみてください😊 (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆん - リクエストすみません💦トット多田さんで甘々なカップルの日常ってかけますか？お願いします🙏🥺 (2022年8月31日 11時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 高比良さん書いてくれてありがとうございました！！なおき優しすぎ！めっちゃよかったです♡ (2022年8月25日 4時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - しほさん» リクエストいただきありがとうございました！甘々具合が微妙になってしまったのですが読んでいただけると嬉しいです🙇♀ (2022年8月25日 1時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - リクエスト失礼します。ひたすら甘々で主人公のことが大好きすぎる令和ロマンくるまさんの話が読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年8月21日 23時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年7月14日 1時
