タイミング K.Kawanishi_02 ページ17
「賢志郎さ...川西さん、お疲れ様です」
『やっぱりAちゃんやんか！よしもとの劇場スタッフさんになったんか〜！』
そんな会話をしていると美咲が小さく知り合いなの？と聞いてくる。
「私のお兄ちゃんと川西さんが同級生で昔よく遊んでもらったの」
『これからご飯食べに行く感じ？もしあれやったら...「川西さーん」
川西さんが何か言おうとしたタイミングで別のスタッフさんに呼ばれる。
『あっ...ごめんな』
「いえいえ！行ってきてください！」
そう小さく手を合わせて川西さんは呼ばれている方に向かっていった。
「なになに、私聞いてないけど〜」
「ん？美咲が思ってるような関係じゃないよ」
「え〜そんなことないでしょ〜」
「本当だってば〜、ただのお兄ちゃんのお知り合い」
「少なくとも川西さんはそんな風に思ってないと思うけどな〜」
「ないない」
そんな会話をしながら私たちはお昼を食べに行った。
「和牛さんスタンバイお願いします」
『はい』
昼食後、私は袖に待機して舞台に上がるタイミングを指示していた。
「おっ、君がAちゃん？」
「えっは、はい」
出番までの間、水田さんに話しかけられてびっくりする。
「さっき楽屋で賢志郎と喋ってたんやけど...」
『ちょっ、水田くん』
水田さんが私に喋りかけようとすると川西さんに止められた。
それをニヤッとだけ笑っている水田さんとなぜか焦っている様子の川西さん。
私はその二人の様子をよく分からないまま見てることしかできなかった。
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その日の全ての公演が終わって片付けをしていると
『Aちゃん』
「川西さん...」
出番終わりの川西さんに声をかけられた。
『この後ってまだ仕事？』
「いえ、真っ直ぐ帰るだけですけど...」
『やったら一緒にご飯でも...』
そう言いかけた時に和牛さんのマネージャーさんが後ろから走ってきた。
「すいません、川西さん！この後急遽本社で打ち合わせが入りまして...」
『えっ...それって今日やないとあかんやつ？』
「はい...」
そこから沈黙が流れてしまって私はたまらず
「私は大丈夫なんで...！」
『でも...』
納得いってない顔をしながらも川西さんはマネージャーさんと一緒に劇場を出ていった。
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まるまる(プロフ) - まゆゆんさん» お返事遅くなってしまってすいません！自分なりに日常系の甘々で多田さんのお話を作ってみました！よろしければVol.4の方で読んでみてください😊 (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆん - リクエストすみません💦トット多田さんで甘々なカップルの日常ってかけますか？お願いします🙏🥺 (2022年8月31日 11時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 高比良さん書いてくれてありがとうございました！！なおき優しすぎ！めっちゃよかったです♡ (2022年8月25日 4時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - しほさん» リクエストいただきありがとうございました！甘々具合が微妙になってしまったのですが読んでいただけると嬉しいです🙇♀ (2022年8月25日 1時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - リクエスト失礼します。ひたすら甘々で主人公のことが大好きすぎる令和ロマンくるまさんの話が読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年8月21日 23時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年7月14日 1時
