半分ずつ分け合いたい S.Moriyama_02_★ ページ2
それ以来盛山さんは楽屋でも話しかけてくれるようになった。
盛山さん経由で色んな他の先輩とも話せるようになったし
何より盛山さんに可愛がってもらえるのは好意を抱いている自分からしたら嬉しかった。
そんなある出番終わりに
『A』
「はい！」
『今日飯食いにいくか？』
「この後特に何もないんで大丈夫です！」
『よし、じゃあ行こか』
他の後輩も別で誘っているんだろうなと思って盛山さんの後をついて店に入ると誰もいなくて
「あれ...兎さんとかは...」
『あー...今日はおらん てか誘ってんのAだけやねん』
メニュー表を見ながらそう答える盛山さん。
『...俺と二人っきりはやっぱ嫌やんなー笑』
「い、いえ！ゆっくり盛山さんとお話できるのは嬉しいです！」
そう言うと盛山さんが顔を上げて
『そんなん言われると期待してまうねんけど...』
真っ直ぐ私を見て言ってくるから私も
「期待してもらってもいいです...」
そんな風に伝えてみたけど今更ながら恥ずかしくなってきて俯いてしまう。
『そうか...』
その後、すぐに私は盛山さんとお付き合いを始めた。
でもそのすぐ後に見取り図の東京進出が決まったことを盛山さんから聞いた。
『会えへんくなるわけやないから』
「はい...」
それでも...私を今まで守ってくれた人がいなくなってしまうのは寂しかった。
でもそんなわがままを言っても盛山さんを困らすだけだからそれ以上は何も言わなかった。
定期的に盛山さんは私を気遣ってその日にあった出来事を写真付きでメッセージを送ってくれる。
だから私もそれに返信したり仲良くなった洲崎さんに連れてってもらった時に食べたご飯を送ったり
兎さんの楽屋での天然を報告したり...それもそれですごく楽しかった。
だけど最近は相変わらず忙しそうで盛山さんからの返信はまちまちになっていた。
「このまま自然消滅とかあるよな...」
少し前の盛山さんとのメッセージをスクロールしているとインターホンが鳴った。
時計を見るともう22時を回っていて
「こんな時間に配達とかないよね...」
私は恐る恐るインターホンの画面を確認しにいくと
「えっ...」
そこには東京でお仕事のはずの盛山さんが立っていた。
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まるまる(プロフ) - まゆゆんさん» お返事遅くなってしまってすいません！自分なりに日常系の甘々で多田さんのお話を作ってみました！よろしければVol.4の方で読んでみてください😊 (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆん - リクエストすみません💦トット多田さんで甘々なカップルの日常ってかけますか？お願いします🙏🥺 (2022年8月31日 11時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 高比良さん書いてくれてありがとうございました！！なおき優しすぎ！めっちゃよかったです♡ (2022年8月25日 4時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - しほさん» リクエストいただきありがとうございました！甘々具合が微妙になってしまったのですが読んでいただけると嬉しいです🙇♀ (2022年8月25日 1時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - リクエスト失礼します。ひたすら甘々で主人公のことが大好きすぎる令和ロマンくるまさんの話が読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年8月21日 23時) (レス) id: 70c0272d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年7月14日 1時
