素直になれない君へ K.Tsuji_02 ページ41
「ふーん...単独ライブをするんですね」
「はい。そこでAさんに色々サポートしてもらえないかなと思いまして...」
おそらく色んな芸人の単独をサポートしてきたから私に声をかけてきたのだろう。
「全然！いいですよ！」
「ほんまですか...！助かります！ありがとうございます！」
「Aさんについてもらえたら安心感半端ないです！」
洲崎が目をキラキラさせながら私を見てくる。
「まあメインで頑張るのは二人やから..ネタ以外でわからないところあったら言ってなー、笑」
そう言うと三人は笑顔でありがとうございます！と頭を下げてくれた。
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「うーん...この構成やったらここで転換入れないとスムーズやないんやないかなー」
「そしたらこのネタの順番は後半の方がいいですよね」
「せやなー...」
「ありがとうございました！」
「うん、またネタ上がってきたら一回見てもいい？」
「もちろんです！」
普段の出番終わりにラニーノーズの二人と打ち合わせをして深い時間になってきてしまったので切り上げた。
「ふー...」
そう息を吐いてブラックの缶コーヒーを煽る。
『.....随分長いことを打ち合わせしてるんやな』
伸びをしていた時に廊下を見ると皓平が楽屋の扉の前で立っていた。
そういえば私たちが付き合ったきっかけってニッ社の単独のサポートきっかけだったなーなんて思い出す。
「まあ単独だから二人の気合の入り方は普段の2.3倍違うよねー」
「だから尚更それに答えてあげたくなるじゃん？」
『...そうやな』
そう言ったのを確認して私はまたPCに向き直す。
『えっまだ仕事するん』
「さっき二人と話したこと忘れないうちにメモっときたいから...」
静かな楽屋にカタカタと音がする、と同時に隣の椅子をガラガラと引く音。
「どうしたの？」
『んー？待ってようかと思って終わるの』
机に頬杖をつきながら私のことを見つめる皓平。
「いや別に待ってなくていいよ」
『ええやん、俺の勝手やろ』
「いやだって...」
私以外にいるじゃん、そう言いそうになって慌てて黙る。
『...だって、なに？』
「....何でもない」
『もうええわ、せっかく待ってんのにそんな感じなんやったら帰る』
そう言って扉がバタンと閉まる。
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がー(プロフ) - ありがとうございます、！！ゆっくりで大丈夫なので楽しみにしてますね！！ (2022年7月14日 1時) (
レス) id: 119bcec416 (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まるまるさん» わざわざすみません！！ありがとうございます！いつまでも待ちますし、後回しになっても大丈夫ですので、気軽に待たせていただきます！ (2022年7月14日 1時) (レス) id: db6601ed95 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - うたさん» リクエストいただきありがとうございます...！私自身奥田さんに詳しくないので少し情報を集めて小説を書きますのでお時間がかかってしまうかもしれませんが気長にお待ちいただけると幸いですm(_ _)m (2022年7月12日 22時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - がーさん» ありがとうございます...！リクエストもいただきありがとうございます。必ず書かせていただきますので少々お待ちいただけると幸いです(´∀｀*) (2022年7月12日 22時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - もしお時間ありましたら、ガクテンソクの奥田さんのお話書いていただけたら嬉しいです！！ (2022年7月11日 23時) (レス) id: db6601ed95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年6月16日 1時
