贈り物 Lily_02 ページ15
それから何度か一緒に食事をしたりするようになっていた頃
二人してベロベロに酔っ払って彼の家に行った時に一線を超えてしまった。
それから会うたびに彼に愛されるようになったが愛の言葉を直接くれることはなかった。
彼にとってはたぶらかす女の子が一人増えたぐらいなんだろう。
たまに女性の声が漏れ聞こえる電話をしていることもあったから。
だから期待なんかしない。
でも彼からの温もりや熱っぽく見つめる視線を知ってしまってからここから抜けることなんかできなかった。
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今日は会社を早めに上がれたから駅前の洋服屋さんに寄り道していた。
その時に見てしまった。
「ねえねえ、これ似合うかな？」
『そうやな、似合うと思うで』
楽しそうに洋服選びをしている可愛らしい女性と将企の姿を。
相手の女性は自分より若くて可愛くて私から見ても素敵な女性だった。
今まで決定的なところを見たことはなかったから自分だけを見てくれてるんだろうとどこかで思っていた。
「そっか...そうだよね...」
目が覚めた。
もう会わないようにしよう。
頬に伝う涙を見ないふりして逃げるようにその場から去った。
ピンポーンとインターホンがなる。
鳴らした相手を確認しに画面を見るとはさっき服屋で見かけた彼だった。
でももう会わないと決めたから居留守を使うことにした。
『A...？』
普段ならほぼ出るはずなのに反応がないことを不思議そうにしているけどいないと思ったのか帰って行った。
それから何度か将企は私の家に来ることもあったけど居留守を使ったり
スマホに連絡が来てても通知をオフにして出なかった。
少し多めに作っていた作り置きも自分の分だけになったぐらいでそこまで大きな変化はなかった。
今日は残業が長引いて仕事が終電までかかってしまった。
明日も変わらず朝から出社だしサクッと作り置き食べてシャワー浴びて寝ようと思っていたら
「えっ...」
私の部屋の扉前で立っている人影があった。
『A、遅かったな』
ちょっと不機嫌そうに横目で私を見て呟く将企だった。
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がー(プロフ) - ありがとうございます、！！ゆっくりで大丈夫なので楽しみにしてますね！！ (2022年7月14日 1時) (
レス) id: 119bcec416 (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まるまるさん» わざわざすみません！！ありがとうございます！いつまでも待ちますし、後回しになっても大丈夫ですので、気軽に待たせていただきます！ (2022年7月14日 1時) (レス) id: db6601ed95 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - うたさん» リクエストいただきありがとうございます...！私自身奥田さんに詳しくないので少し情報を集めて小説を書きますのでお時間がかかってしまうかもしれませんが気長にお待ちいただけると幸いですm(_ _)m (2022年7月12日 22時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - がーさん» ありがとうございます...！リクエストもいただきありがとうございます。必ず書かせていただきますので少々お待ちいただけると幸いです(´∀｀*) (2022年7月12日 22時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - もしお時間ありましたら、ガクテンソクの奥田さんのお話書いていただけたら嬉しいです！！ (2022年7月11日 23時) (レス) id: db6601ed95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年6月16日 1時
